茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


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口切 くちきり

「茶壺の口封をきる茶事で、茶壺の中の茶葉を茶臼で挽いて客にふるまいます。」


客は、お茶席へ入り、
床に飾っている茶壺の拝見を済ませ、亭主が炭をつぎ、客は懐石 、主菓子を頂き、いったん席を出て腰掛けに休みます。
中立ち間に亭主は席中をあらためて濃茶の用意をします。
水屋で茶壺の茶葉を挽き終えています。
次は、新茶を振舞う後座の席です。
案内状に「粗茶一服差しあげたく」と書いてある粗茶が濃茶のことです。
濃茶を頂き、釜の煮えが落ちていれば炭を直し
最後に、薄茶をもてなします。


以前、古物市で求めた石臼で煎茶をひいてみました。
穴から茶葉を入れ、挽き手を握って臼を反時計回りに回すと、下臼との間から鮮やかな抹茶がでてきました。が、いつもの抹茶ではない。

茶壺の茶葉は、新芽を摘み取り直ぐに蒸して乾かし、三ミリ角位の茶葉にして茶壺に貯えられるそうです。だから鮮やかな緑色を保ち、なんとも言えないいい香りがするんですね。

講習会で、脇宗匠が「棗に抹茶を入れる量に気をつける様に。昔は、棗の分量を挽くには相当の時間がかかりました」と注意を受けました。


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稽古とは一より習い

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稽古とは一より習い十を知り
十よりかえるもとのその一

利休さんが、茶道の精神、作法の心得などを百首歌にまとめたと言われている
「利休百首」あるいは「利休道歌」の一首です

師匠から度々言われていた言葉ですが
「ふ〜ん」と聞き流していました。と、言うか
意味がわからず真剣に考えもしませんでした。
その時の私は、ただ点前を覚える事だけに力が入っていた様に覚えています。

この一首の私なりの解釈は
お稽古は、一から習い段階を進み十までたどり着き、又、一より稽古を進めていく。
でも、その時は最初の一ではなく進歩しているはず。何度も稽古を重ねることが大切だと教えられているんだと思います。

まだ私の思いを書き続けて申し訳ないけど聞いてください。  
 稽古を続けていくうちに、
「稽古事はみて覚えなさい」「形を覚えると後から理屈がわかってくる」
この教えかたに 「私だったらこんな教え方しないのに!」と生意気に思い続けていました。

そんな時、ある本に
「習い事は、最初の10年は師匠の言う通りに基礎を覚えなさい。次の10年は、自分のやり方を考えなさい。そして次の10年は師匠が言った通りに戻りなさい。」

この文章を読んだ時、心の中で反発してよかったんだとうれしく思いました。
今は、師匠からの教えプラス私なりの思いを合わせています。
強く何度も教えられたのは
「稽古は、形をしっかり覚えるとこと。そうすれば「な〜るほど」と理屈がわかってくる。」

写真の掛け物は、
「万法帰一」 ばんぽうきいつ
意味は、よくわからない。難しい。
「さあ!気持ちを入れ替えて頑張るぞー」と
いう時にこの言葉をおもい浮かべます。


壺飾

昔、毎年新茶の取れる初夏に、茶壺を宇治の茶師のもとへ持って行き、乾燥した碾茶(てんちゃ)を壺に詰めさせます。濃茶は和紙袋に入れて茶壺に詰め、薄茶にする茶葉は袋の周囲にじかに詰めます。
茶壺の蓋をしめ口封がされ、茶師から戻って来るとそのまま冷暗所で貯えておきます。
夏が過ぎ立冬の頃になると、茶壺の中の新茶は
旨味が増し味がよくなっています。

この頃が開炉の時季になり、
今年の新茶を初めてお客様に供す「口切り」の
茶事が催されます。
その時に、その壺を床に飾るのが「壺飾」です

床に飾り方と拝見の仕方をお稽古します。
壺の上に口覆いを掛け口緒で結びます。
茶壺を床の中央か、下座三分の一の所に飾ります。

今は新茶をすぐに頂くことが出来るので実感がありませんし、我が家の壺は稽古用ですので中に茶葉は入っておらず、何の音もしません。が
古き時代に思いを馳せながら拝見すると楽しいものです。

「茶壺道中」と言う言葉を聞いたことがあると思います
将軍家へ献上するお茶を宇治から江戸まで運ぶ
行列のことです。

ずいずいずっころばし、ごまみそずい〜〜と
歌ったことありませんか?
茶壺道中が近づくと  トッ ピンシャン
戸をぴっしゃんと閉めたそうですFullSizeRender

茶壺道中が庶民にとっては嫌な行列だったと
お茶を習い始めて知りました。
(他の解釈もあるそうですが)

壺飾の事を2010年の6月に書いていたのに又書いてしまいました。

稽古が進むにつれて

先日、稽古が進むにつれて段階がある事を書きましたが、「習事」の次ぎに「飾物」があります。
五ヶ条からなっています。
○「軸飾」 じくかざり
   掛け物の掛けかた

○ 「壺飾」 つぼかざり
   茶壺の飾り方と拝見の仕方

○ 「茶入飾」 ちゃいれかざり
   由緒ある茶入の飾り方と拝見の仕方

○ 「茶碗飾」 ちゃわんかざり
   由緒ある茶碗の飾り方と拝見の仕方

○  「茶杓飾」 ちゃしゃくかざり
   由緒ある茶杓の飾り方と拝見の仕方





旅して

秋に京都を旅して感激しました。
観光客の多いのには驚き‼️
特に外国の方が多いのには驚き‼️
そして、地元の方が生活するのに支障はないのだろうか?と思い驚き‼️

「竹の道」が凄かった!
竹が大きい! 
根っこを使った「稲塚」と言う
花入が頭にうかびました。
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枝炭 えだすみ

炭点前の炭斗に白い炭が二本入っていますね。
枝が二本と三本に分かれています。
枝炭といいます。
つつじの木を炭にして胡粉を塗っているそうですが、私は石灰を塗ると聞いていたのですが。

白く塗っているのは火がつきやすく、黒い炭の中に白炭が在ると景色がいいと言われています。火は付きやすくないと言う方もいらっしゃいます、、、

写真の箱の中に入っているのは籾がらです。
折れないようにクッションの役割をしているのでしよう。
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お稽古が進むにつれて

割げいこで基本的な所作の稽古が進むにつれて、道具の取り扱い方や知識が必要になってきます。
一つ一つのお点前がつながってお茶事を行えるようになります。
次の段階の稽古をするには、相伝(そうでん)という名で師匠が家元に免状のお取り次ぎをします。その時は、申請料金が必要です。
上の段階に進む時は申請が必要になります。
私はお茶の何が好きだったのかわかりませんが45年程続けてきました。
時折おもいます。
お茶をしていなかったらお金が貯まっていただろうなぁ。
でも、お茶の稽古は私を色々な面で支えてくれました。話しが寄り道をしてしまいました。

最初の相伝は 習事(ならいごと)です。
台飾 (だいかざり)
 濃茶を天目台にのせて客にすすめます。

茶筅飾 (ちゃせんかざり)
 茶入、茶碗、茶杓、水指のどれか由緒あるもを 使って濃茶を点てます。

組合点 (くみあわせだて)
 由緒ある建水を使って濃茶を点てます。

仕組点 (しくみだて)
  茶碗と建水を一緒に持ち出して濃茶を点てます 
 高齢者にいい点前です。

長緒 (ながお)
 茶入の仕覆の緒の長いものを扱い濃茶を点てます。

盆香合 (ぼんこうごう)
 由緒ある香合を使う炭点前です。

 花所望 (はなしょもう)
 客に花を入れてもらいます。

 炭所望 (すみしよもう)
  客に炭をついでもらいます。


いろいろしなくてもたくさんの方と楽しくやりたいと思う方は、公共の施設で数か月毎に募集しているお稽古場に通うこともいいかなと思います。
区市町村で違いがあるかとは思いますが。

講習会で

以前、講習会でお家元の脇宗匠が、
「この頃高齢になった師匠が亡くなったり、やめられたりしてお稽古が出来なくなった方が多くなりました。
お稽古を続けたいと思っている人は、あまり師匠をかえないで欲しいので、じっくりと探してもらいたい。」
「おいしいお茶を飲みなさい」
「茶事、茶会でよいお道具を観て目を肥やしなさい」
「お稽古に励みなさい。稽古とは、いにしえの形や伝統をしっかりと師匠から受け継ぐこと」

ノートに書き留めていました。

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清風萬里 せいふうばんり

知り合いに、この掛物はいつ頃掛けるといいか尋ねると、
「秋になり北から飛ん来る時季と、北へ帰ってく春もいいよ」と。

寄り付きにかけたらいいかな?

お茶の話しから脱線してしまいそうですが、、
「歳の暮れ 雁 雁 雁とがんの声」
友だちが詠んだ川柳です
借金を雁に引っ掛けました。

漢文に付いている「レ」の符号を「レ点」或いは「かりがね点」と呼んでいます。
(雁が編隊を組んで前へ前へ飛ぶ形に似ている)
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ふくべの炭斗 三べ

開炉の時にふくべの炭斗を使うと良いそうです。その時に取り合わせる道具は織部、いんべ(備前)がよいと聞いていたのでやっと織部のはじき香合を買い求めました。

昔からの習わしなのかな?と思っていますが昔の人の言葉遊びもあるのかな?
ふくべの炭斗と備前の水指の取り合わせをされた95歳になる先生が「貴方達のおべべで三べだね。」と言われたのを覚えています。
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何年も前の初釜に使ったお香が残っていました。しっとり感が全くない!
「蜂蜜を入れて練り直したら」と先輩から言われるけど私は難しい。
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