茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


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茶事 朝茶 

春夏秋冬の四季に恵まれ季節を大切にする茶の湯では、その時々に茶事を催して楽しみます。
七月八月は、外に出るのもうっとうしい季節ですが、そんな時季には日の高くならない朝六時ごろから始まる朝茶を催します。
夏ならではの楽しみの一つで、露地に十分な水を打ち簾をかけて戸障子を取り除け、客に少しでも涼気を味わって頂こうと心つかいをします。
私が朝茶の好きな理由に、茶事の楽しさはもとより朝の暗いうちから準備をして出かけ、茶事を終えて帰路についた時の充実感はなんともいえません。
その日一日がとても徳をしたように感じます。

茶の湯の正式なもてなしを「茶事」といい、その中でも「炉 正午の茶事」がいろいろとある茶事の基本となっています。
夏の朝茶も同じようにすすめていきますが、後炭(ごずみ)が省略されます。
涼しいうちに茶事を終えるための心つかいです。それと初炭で風炉に炭をついだあと釜に水を水次やかんで足します。
客が冷たい水の音を聞くことで涼気を感ずることでしょう。

初炭(しょずみ) 濃茶を点てる湯がよく沸くように茶事の初めに行なう炭の点前。
後炭(ごずみ)  濃茶が済むころには釜の煮え湯も落ちてくるので、もう一度炭をつぎなおす点前。

掛け軸

床の間の掛け軸を拝見している時に、「前大徳○○』と書かれているのをよく見かけると思いますが「紫野○○」と書かれた掛け軸も拝見します。

僧位二番目の『前住位』という位を受けますと、本山で「改衣式」という式を行ないます。

この式は、一日だけ大徳寺の住職になる式で、この式をすませますと、以後は墨跡などに「前大徳寺」と書けるようになります。

「紫野」は塔頭の住職に限り書くことができることなっています。

着物 

茶道で履く足袋は木綿で白色と決まっていますが 何故と思ったことありませんか?

私は、先生から木綿を履きなさいと教えられていましたが、ある講習会で、床の間の拝見を済ませ次に風炉釜の拝見に進んでいた時、
「足袋は木綿を履きなさい」と注意をされた方がいました。何でそんなに木綿にこだわるのだろうと疑問に思いました。

先日、本を読んでいたら次のようなことを書いていました。
昔、足袋をはくことは上流階級にしてできることで庶民は冬でも足袋をはくことはありませんでした。
江戸時代に木綿が普及して白色が基本になったようです。
そして「不伯筆記」のなかに「足袋の色は白が正式である。浅黄色のは利休がたびたび使っていた。
如心斎もお使いになる。紺は宗旦が使い、老人などのものである。」とありました。

やっと納得しました。

お家元行事

天然忌

表千家中興の祖如心斎天然宗左の追善のため九月十三日に、お家元で営まれます。

お家元では残月亭の床に掛けられた「天然円相」の前にお茶が供えられます。
その後、残月亭で花寄せ、九畳敷で且座が行われます。
茶道の稽古をされている方は一度は参加してはどうでしょうか。

当日参加出来るものではなく事前の申し込みが必要ですが、体験する事で益々お稽古がたのしくなるような気がします。

呈茶の席では求肥製の鶉餅が頂けます。

着物 

供養の茶会ではどんな装いをすればいいのか悩んだことありませんか?

控えめな色合いの色無地や江戸小紋が良いと思います。
金、銀の使っていない帯を合わせましょう。

「夢」、「忍」の字や蓮の絵の付いた帯を締めている年配の方をよく見かけます。

利休忌や天然忌などは、もはや悲しみより愛敬の念に満ちた会になってきますので小さなとび柄の小紋でも良いと思います。

若い方は手持ちの中から一番控えめな色合いものを選び黒っぽい小物を組み合わせたらどうでしょうか。

客の作法 薄茶の頂き方

薄茶を頂きましょう。

薄茶はあっさりした味です。二服頂いてもかまいません。疲れた時など熱い薄茶を頂くと疲れが飛んでいきそうです。

さて、いよいよお茶が点ち自分の前に置かれました。
(茶会の時は自分の前に運んでくれます。)

茶碗をとり上座のほうへ置き「いかがですか」と尋ね、次に下座との間に置き「お先にいただきます。」と挨拶をします。
次に亭主に「頂戴いたします。」と挨拶した後、茶碗の正面をずらしていただきます。
飲み口を指で拭いてから茶碗の正面を戻します。
茶碗の拝見をします。



茶碗を回すのは何故?と、思ったことありませんか。

亭主はお茶碗の正面を客に向けて出します。大事な正面で飲んでは失礼になると言うことで正面が左横にくるように回します。
表千家流ではこのようにしますが、他の流派では作法が違う事があります。
作法が違っても、お茶をおいしく頂き、道具を大切に扱う事は同じと思います。


薄茶は三口半(みくちはん)で飲んでしまわないといけないの?
一般に三口半と言われていますが、あくまで標準ですのでお湯の熱さ、量、濃さにより自分がおいしく感じるように飲むことが良いと思います。
もちろん点てる側が適温、適量、適当な濃さになるように心がけて点てなければいけませんが。

客の作法 干菓子の頂き方

干菓子 1       干菓子 2

干菓子を頂きましょう。

薄茶のときに出されるお菓子を干菓子と呼んでいます。
塗りや木地の盆に盛って出されます。

お点前が始まる前に正客の前に持ち出されます。
干菓子が運ばれてきたらお礼をして右膝向こうに仮置きしておきます。
時期を見て菓子器をとなりの客との間に置き「お先にいただきます」と挨拶します。
自分の前に置いて亭主(お稽古のときはお点前の方)に「お菓子を頂戴いたします。」と挨拶します。
懐紙の輪を手前にして膝前に置き菓子を取ります。写真の場合は向こうの朝顔の菓子を先にとります。
次にもみじの菓子をとり、お盆をとなりに送ります。
お菓子をいただきます。

干菓子は水分の少ない菓子で落雁(らくがん)、せんべい、有平糖(あるへいとう)などがあります。
お茶会では亭主はお菓子にも心を配り、会の趣旨や季節などを考えて用意します。
その日のお茶とお菓子が季節と趣向にぴったりだったら客にとっていっそう印象深い楽しい会になるでしょう。

今年の春、茶会に参加したとき(梅の花の押し物とホトトギス)の形をした菓子が出ました。
一緒に行った友達はあまりにきれいで可愛いかったので食べずに持ち帰ったそうです。

着物

お茶の稽古を始めると1年間を通じて何かと会が催されます。
11月に入ると口切の茶事、お正月を過ぎると初釜とおめでたい行事があります。
格式の高い茶会には「色留袖、訪問着、付け下げ」がよいと思います。


今後、購入予定のある方は結婚式などで着るような華やかな柄でなく控えめな中にも格のある柄を選んだほうが良いと思います。


この頃、やっと分かったのですが以前から(とても素敵な装いをしているな)とひそかに思っている人がいるのですが、この方が座っていると違和感がなく茶室にとけこんでいるのです。この方の着物はいつも控えめな色合いで模様は小さめです。
そのほうが、お茶道具が映えるからでしょうか。
とてもやさしくみえる装いなんです。


又気軽な茶会やお稽古のときなどは「小紋」がよいと思います。


「小紋」は全体に模様がありますのでやはり茶室では上品な柄が好まれます。
又、おうちの方が昔着ていた紬などがあればたんすからだしてみてください。以外に若い方でもシックリと似合います。
特に帯や小物を替えれば年代が違っても似合います。


着物を着てお稽古を楽しんでください。

着物

茶道の稽古を始めると着物とは切っても切れない付き合いが始まります。
私にとって着物は高価な買い物です。なかなか思い通り買えませんが、帯や小物で変化をつけて楽しんでいます。
それに、最近「たんすにしまっておくのも、もったいないから着てね」と着物を頂きました。とてもウレシイデス。

先日、茶道のお稽古を始めた方から

「どんな着物を作ったらよいですか」

と、尋ねられました。

お茶席で着る着物は、お茶会の趣旨によって選びますが、一枚あるととても便利なのが「色無地と江戸小紋」です。
「色無地」に染め抜き紋を一つ付ければ利用範囲も広がります。
紋の数で格が違ってくるようですね。
私は色無地の着物を着るたびに何となく面白みがなく、着物を着た楽しさがありませんでした。
多分模様のないワンピースを着ているようでいやだったのかなと思います。

それで、一枚目の着物が派手になり新しく作るときに、吉祥文様の地紋があるものを選び作りました。

色合いも長く着られるようにちょっと渋めにして、帯で調節しています。とても気に入って今では制服のように着ています。
ただ吉祥文様の地紋のある色無地を喪の装いしないように気をつけてください。


「江戸小紋」に一つ紋を付けると色無地と同じような装いになります。
正式な茶会では江戸小紋を着るようでしたら文様の中でも武士の裃に用いられた風格のある柄が良いとされてます。


着物茶席での着物は落ち着いた色合いで模様は古典柄のほうが、しっくりいくと思います。
茶会に出かけて行き人の装いを拝見するのも良いでしょう。
あまりあわてず、必要に応じて揃えたほうが失敗しないでしょう。
そして購入時には経験豊富なお茶の先輩に一緒に行ってもらうと安心です。


写真は夏の装いです。
透けて見えるので見た目にも涼しげです。

点前の道具

茶碗
1 茶碗(ちゃわん) お茶を頂くときに必ず必要な道具です。
2 茶杓(ちゃしゃく)茶器から茶をすくう道具です。
3 茶筅(ちゃせん) お茶をたてるためにつかう竹の道具です。
4 茶巾(ちゃきん) 点前中に茶碗をふくための布です。

建水
5 柄杓(ひしゃく) 釜や水指から湯や水を汲むために使用する竹の道具です。
6 建水(けんすい) 点前のときに茶碗をすすいだ湯や水をあけるための器です。[こぼし]ともいいます。
7 蓋置(ふたおき) 点前中に釜の蓋をのせるための道具です。竹や陶磁器を使います。 

水屋で写真のように仕組んでから点前の時に運び出します。
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