葛心に残る記事を目にするとつい書き留めてしまいます。「お菓子の役割」と題して「末冨」の山口冨蔵氏のお話もなるほどと私の心に響いたので書き留めていましたので記させていただきます。
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夏に葛のお菓子が多いのは涼しさを求めるほかに葛が滋養強壮の生薬としての意味も含まれているのではないか。
又寒天を用いた菓子は、のど越しの良さと共に暑気に疲れた身体を砂糖を多く摂取する事で癒そうとする役目もあるかと思います。
夏季には菓子の腐敗を防ぐために砂糖の量を増やす事が行なわれてきました。
こうした身体のためをも考慮した「もてなし」が古くより生活の知恵として行なわれてきたものです。
近頃のように「甘くないものが美味しい」と言う間違った考えや知識でなく素直に「おいしい」「身に付く」と言う気持ちでお菓子を食べる事が亭主のもてなしの心への応え方であろうかと思っています。<以下略>
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夏になり、お菓子やさんのショーケースに葛菓子が並ぶとつい買ってしまいますが、必ずこのお話が思い浮かびます。
又、子供の頃体の調子が悪くて食事を取れないときに、母が葛を練って食べさせてくれた事も思い出します。