「茶壺の口封をきる茶事で、茶壺の中の茶葉を茶臼で挽いて客にふるまいます。」


客は、お茶席へ入り、
床に飾っている茶壺の拝見を済ませ、亭主が炭をつぎ、客は懐石 、主菓子を頂き、いったん席を出て腰掛けに休みます。
中立ち間に亭主は席中をあらためて濃茶の用意をします。
水屋で茶壺の茶葉を挽き終えています。
次は、新茶を振舞う後座の席です。
案内状に「粗茶一服差しあげたく」と書いてある粗茶が濃茶のことです。
濃茶を頂き、釜の煮えが落ちていれば炭を直し
最後に、薄茶をもてなします。


以前、古物市で求めた石臼で煎茶をひいてみました。
穴から茶葉を入れ、挽き手を握って臼を反時計回りに回すと、下臼との間から鮮やかな抹茶がでてきました。が、いつもの抹茶ではない。

茶壺の茶葉は、新芽を摘み取り直ぐに蒸して乾かし、三ミリ角位の茶葉にして茶壺に貯えられるそうです。だから鮮やかな緑色を保ち、なんとも言えないいい香りがするんですね。

講習会で、脇宗匠が「棗に抹茶を入れる量に気をつける様に。昔は、棗の分量を挽くには相当の時間がかかりました」と注意を受けました。


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