もうすぐ11月です。

9月の床には「水清魚嚼月」の掛け軸がかけられ、10月になると「秋菊有佳色」の
掛け軸に、秋になった事を体と目で感じた。

10月のある日、宅急便で荷物が届いた。友人からです。なんだろうとワクワクしながら開けると、栗きんとんの字が目に入った。
「栗きんとん 本家 すや」の栗きんとんでした。

栞には、「栗きんとんは、蒸した栗をたて割りにして、竹べらで実をほじくりだす。
それを潰して少量の砂糖を加えながら煮る。煮あがったのを、茶巾絞りにする。
気抜けするほど簡単な加工だ。」と記してあったが、私にとって栗料理は大変な作業です。頂いてみると、ちょっと固めのきんとんでしたが、田舎風で栗そのものの味がしました。あればあるほど食べてしまいたくなる私の悪い癖で、ついつい手が出てしまいましたが、無くならないうちに隣のおばにおすそ分けしました。
秋のお茶のお菓子に喜ばれる事と思います。