お茶会で一番楽しい時は、やはり、お菓子が運ばれてくる瞬間です。
子供から「食い意地が張っている」と時々言われますが、なんと言っても珍しい菓子や、食べた事のない菓子に出会うとうれしくなります。

利休以前のお茶は、豪華な唐物道具を飾り、にぎやかな宴会のなかで楽しむお茶が、
貴族や武士の間で盛んだった様です。
その時のお菓子はどんなものだったのでしょうか?

紹鴎や利休の時代になって、質素な料理とお菓子でお茶を頂く、侘びの茶の湯になってきたようですが、その時の菓子は、果物や木の実が多く、ときには、シイタケ、ごぼう、昆布などの煮しめも、お菓子の替わりに使われていたようです。
その後、砂糖を使った菓子が使われるようになってきたようです。もともとは、亭主がお菓子を作っていました。

よく「ふのやき」と言う名前の菓子が出てきます。
これは、小麦粉を水で溶き薄く焼き、片面に味噌を塗り巻いたものだそうです。
今風のクレープを小さくしたしたものでしょうか。

昔のお菓子の名前を書いてみます。
うき麩(ふをうかすぜんざいのこと)
善哉餅
やき餅
白まんちう(白まんじゅう)
わらひ餅 さとう (蕨餅に砂糖)
とうきひ餅 
小倉まんちう(おぐらまんじゅう)
すあまやうかん(州浜羊羹)
おぼろまんちう(朧饅頭)
よもきあつきもち(蓬小豆もち)
陽明糖
ヤキ栗 にしめ

私も時折、和菓子屋さんで白の漉餡を買って菓子を作ります。