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炉になると炭点前が楽しくなります。
お稽古をされている方のほとんどの方が、冷暖房完備の教室でお稽古をされている事でしょう。私の先生は、高齢ですので以前から、暑さ、寒さを辛抱される方でしたので、当然、自然のままで稽古をしていました。
まさに、家元と同じ環境でした。この頃は、緩やかになり、涼しい環境、暖かい環境で稽古をすることができるようになりました。
人間とは贅沢に慣れると怖いものですね。稽古のとき暑かったり、寒かったりすると
ちょっと不足に思うときがあります。

炉の炭点前で、羽根を使ったあと皆で炉の周りにいきますが、その時、炭の暖かさをとても感じます。その時が、楽しいなと感じる瞬間です。

写真左上
炭斗(すみとり)・・炭を入れて席中に運び出す器。籠が一般的です。

左手前     
香合(こうごう)・・香を入れる器。炉にはいろいろな形の焼物が使われます。
          普通の炭点前のときは、練香を三つ入れておきます。

中央上
羽ぼうき・・・・・・炉ぶちや釜の蓋を掃くときに使います。
火箸(ひばし)・・・炭をつぐのに使います。

中央下
環(かん)・・・・・釜の環付にかけて釜の上げ下ろしに使います。

右上
釜敷き(かましき)・畳の上に釜を上げるときに敷くもの。

右下
灰器(はいき)・・・灰を入れて席中に持ち出す器。炉用の方が大ぶりです。
灰匙(はいさじ)・・灰をまくときに使います。灰器に添えて席中に持ち出します。

炭点前は、さらりとしなさいと注意されますが、なかなか炭の扱いは難しいです。
先生からは、冗談で「消防士」にならないよう炭をつぎなさいといわれますので、
炭点前が済んだあと、パチパチと炭の音がすると安心します。