DSC03176写真は袋帯です。
袋帯は、礼装用の帯で二重太鼓や若い方は変わり結びにして用います。
でも、柄ゆきによっては付け下げや小紋にも締められます。
礼装用の最も格の高い帯として丸帯がありましたが、母の時代のものを締めると、重たくて、締めにくくて今は、花嫁衣裳や舞妓さんの衣装に使う程度ではないでしょうか。

丸帯は、、普通の帯幅の倍に織ったものを二つ折りにして、帯芯を入れて仕立てていますので、母は一本の帯を裏布をつけて二本に仕立て直し、姉妹で親の形見にしているようです。

袋帯は、表布だけに模様があり、裏は、無地か地模様だけで、呉服屋さんには、袋状にかがり合わせた形であります。
これに、帯芯を入れてしたてます。もちろん、仕立て上がりもあります。
長さは、約4メートル20センチ以上で、幅は約31センチあります。

帯の全体に模様がある全通柄や、帯全体の6割に模様をつけた六通柄があります。六通柄の帯を胴に2巻きしたとき、下の1巻き目の模様はありませんので、以外に締めやすく、厚くならずに済みます。

ごく普通の茶会や、ちょとしたお祝い事など、礼装用の帯では豪華すぎるし、おしゃれ帯では軽すぎる気がする、そんな機会は意外に多いものですね。

色無地や付け下げに似合う帯、そんな帯をなるだけ揃えたいと思っていますが、
格調高い文様でない袋帯、格式のある名物裂文様や有職文様を金銀をあまり使わず織り出した帯がいいかなと思います。