茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


Copyright (C) 2008-2012 茶道教室 お茶のある暮らし. All Rights Reserved.
当サイトに掲載された文章・画像・データ等の無断転載を禁じます。



作法

土風炉

乳鉢土風炉毎日暑い日が続きます。冷房の利いた部屋にいれば汗は出ませんが、そうもいかず「暑い暑いと口癖のように言っています。
初めて土風炉の灰に挑戦しました。拝見した事はあるのですが、自分でした事はありませんので、本を見ながらやってみました。茶会などでは、ただ何となく拝見しているのでいざ自分がする事は難しいです。土風炉の灰形は、遠山灰が原則のようです。遠山灰は風炉の手前に丸く弧を描く峰、向こう側にこんもりと盛り上がった山を作りますが、初めてなのでとても難しいです。
写真の灰形は、自分なりにしてみましたので近いうちに師匠に見ていただきます。

釜の音

今日は久しぶりに5人が集まったので且座の稽古をしました。
七事式は普通のお茶の稽古とはちょっと違い茶道口は開けたままにしておきます。公開の席で行なわれるからだそうです。
客3人と東、半東の5人で行ないます。
正客は花を入れ、次客は炭をつぎ、三客は香をたき、亭主の東は濃茶を点て、亭主の補佐役の半東は薄茶を点てます。
私は、花を入れることが苦手なので正客をさせてもらい花を入れました。
用意されている花を選び、花入れに入れることはなかなか難しいと思います。
稽古が進んで行き、お茶を点てる頃になると、釜の煮えの音がし始めました。

釜の音には4段階あると昔聞いたことがあります。
はじめはこおろぎの鳴く声、遠く波の音、松風のごとく、そしてゴロゴロと雷声の如しと覚えています。
人それぞれ表現方法は違うと思いますが、なるほどと思いませんか?
今日の釜の音は、雷までは行きませんでしたが、いい音でした。

飾物五箇条

青田一昔前は、習事十三ヵ条のなかに軸飾り、壷飾り、茶入れ飾り、茶碗飾り、茶杓飾りがありました。
今は、この5つが飾物と呼ばれています。床に、掛物、茶壷、茶入れ、茶碗、茶杓を飾っており、席入り後に拝見します。

軸飾りとは、掛物が名物、御宸翰〔ごしんかん〕、あるいは由緒のある掛物の時に飾ります。
御宸翰とは、天皇が自ら書いた文章のことです。
掛物は、客が茶席に入る前にかけておくのが普通ですが、軸飾りのときは、巻いたまま床に飾って置き、客が茶席に入り、掛け軸の拝見を所望します。客の所望に応じて床に掛けます。

習事八箇条

無心帰大道お茶の友達が「主人からお茶の稽古とはなにを勉強するのか」と言われ、自分は「おもてなしの心を勉強する」と答えたときかされた。なるほど!
もし私だったらなんと答えるだろうかとふと考えた。多分「さあー、楽しいから稽古するんじゃない」と答える様な気がする。
ある日、調べたい事がありお茶の本をひろげると、日ごろは読まない最初の
ページにふとめが行った。
そこには、「茶の心をわかりやすく説明しょうとすれば、それはおいしい茶をもてなし、もてなされる道のことだ、と言ってもよいであろう」と記されていました。友達の答えはまさに優等生の答えだったのです。ね!

稽古を重ねていくと最初の許し物である「習事」、続いて「飾り物」があり、合わせて13の式法を習います。
何年か前までは「習い事十三ヵ条」と言っていましたが,今は二つに分かれています。
「習事」には、台飾り、茶筅飾り、組み合わせ点、仕組み点、長緒の濃茶を点てる点前と、盆香合の炭点前、花所望の客に花をいけてもらうこと、炭所望の客に
炭をついでもらう事を所望する式法の八つがあります。

お茶の稽古はただ薄茶や濃茶を点て飲む事だけではないので、楽しいのだと思います。

「無心帰大道」無心にして大道に帰す
無心とは作為を入れないこと。悟ろうなどという計らいも捨てる事をいう。
大道とは悟り、または真理の事を指す。茶道など諸々の芸事の奥義と考えてもよい。無心であって初めてそれと一体となる。無心そのままが悟りの境地。
「茶席の禅語大辞典」より

煙草盆 莨盆

煙草盆莨盆 <たばこぼん>大寄せの茶会の立礼席にて

先日、講習会があったので参加しました。水屋当番の方がインフルエンザで急に欠席してしまい、人手が足りず手伝いをすることになりました。
「火入れの灰をしてください」と言われ、自信のない私はお断りしたかったけど準備で忙しいことが解っているので、いい訳も出来ずさせて頂きました。
自信がないので手が振るえてできない、出来ないから時間だけが過ぎていく。
「出来ません」とお断りしたかったのですが、恥ずかしさと気の強さでどうにか出来上がりましたが、如何に日ごろの稽古が足りないか思い知らされました。

茶会や茶事で煙草盆が出されますが、茶室でたばこをふかしながらお茶を楽しむ光景を拝見したことがありません。
例え吸いたくても今の時勢では、人前でゆっくりと煙草をふかす気分にならないのではと思います。単なる飾り物になっているような気がします。
「数茶」の稽古では煙草盆は必ず出てきますが、私は次の人に送る事だけが頭にあり、煙草盆のなかに置かれている、火入、煙草入れ、灰吹、煙管を拝見する余裕すらありません。

火入の灰を押す時は、まず火入れの灰をあたためていないと、炭が消える事が多いようです。
押さえる前に火箸で灰を底からかき混ぜて柔らかくし、空気をたくさん含ませふんわりさせ、十分火のおきた炭を入れ、少し右に傾けます。

<どうして炭を傾けるのだろうと思ったことありませんか?>

私は、習い始めてどうして傾かせるのだろうと疑問に思っていましたが、先生にむやみやたらに質問は出来ないので、疑問を長い間あたためていました。
ある時ふと思いました。
昔、祖母が部屋の中央に置いていた四角い木枠の火鉢の引き出しから、刻み煙草を出し煙管につめ、口にくわえ少し頭を右に傾けて火鉢の炭で、煙草に火をつけていました。
多分、ほとんどの方が右手に煙管を持ち火をつけるので、右に傾いているほうが付けやすいのだろうと思います。

次に、灰押さえで灰を富士山形に寄せながら押さえて、形を整え、香箸や火箸で均等に筋目をつけていきます。
ここが難しい!!筋目をつけるときが私は非常に難しい。
息をしないように集中して筋目をつけますが、上手く出来ない。
何度も稽古するのみですね。

中置きの濃茶点前 続き

今日は、「文化の日」です。
日本中で文化祭が開かれているのではないでしょうか。
添え釜として、立礼の席が設けられている事でしょう。
立礼の席は、正式なお茶の心得がなくとも気軽に参加できる事が魅力だと思います。

昨日の続きを書きたいと思います。
茶碗が戻ってきましたので、茶筅をすすぎ、道具を片付けます。

〇 柄杓で水指から、水を一杓汲んで茶碗にいれ柄杓を釜の口にあずけ、茶筅をすすぎます。
〇 茶碗の水を建水にあけ、茶碗に茶巾をいれて膝前に置きます。茶筅もいれ、左手で建水を下げます。
〇 服紗をさばいて茶杓を拭き、茶碗に伏せて置きます。
男性の場合は、茶杓を持ち、左手で建水を下げ腰の服紗をちり打ちして、茶杓を拭く。女性の時と違いすっきりしていてとてもカッコいいですよ。
〇 右手で茶入れを、客付へ置く。初め茶碗と置き合わせた位置です。
茶碗を三手で持ち直し、茶入れの左横へ置き合わせます。
〇 柄杓を釜から持ち、水指から二杓ほど水を釜に足します。
〇 柄杓を左ひざ上で構え、釜の蓋をしてからもう一度蓋置きに引きます。
〇 水指の蓋を左手でとり右手でしめます。

正客から三器の拝見の所望を受けます。正客より拝見の所望を受ける

中置きの濃茶点前 続き 

正客より拝見の所望を受ける点てた濃茶を客に差し出し、居前に戻ります。

〇 正客が一口飲んだ頃、服かげんを尋ねてから、建水の下においている服紗をつけ、客付斜めに向きます。
〇 正客の茶銘、お詰の尋ねに答えて、お菓子や道具の尋ねがあれば答えて、末客の吸いきりの音を聞いて居前に戻ります。
〇正客から、茶碗と出し服紗が戻れば、客付斜めに回り、出し服紗をとり懐中し、茶碗を三手で扱い膝前に取り込みます。
男性の場合は、居前のまま出し服紗をとり、そのまま右手で懐に入れます。
次に茶碗をとり、体の正面で左手で扱って、茶碗の右横に持ち直し、膝前に置く。

〇 居前に戻り、茶碗を三手で扱い膝前に置き、客からの総礼を受けます。
〇 柄杓をとって湯を汲んで、茶碗にいれ、柄杓を釜に置きます。
〇 茶碗を2〜3度回してすすぎ、湯を建水に空けます。
〇 茶碗を膝前に置き、「おしまいいたします」の一礼をします。

中置きの濃茶点前

さあ!濃茶をお客様へ差し上げましょう!

濃茶を出し服紗を添えて客に出します○ 右手で茶杓をとり、左手で茶入れを持ち、茶杓を手のひらに握りこんで蓋をとり、茶碗の右横に置きます。
○ 茶入れを茶碗の左横へ持っていき、茶杓をすくうように持ち直し、人数分入れる。一人分3杓が目安です。
○ 人数分入れたら、茶入れは手元に引き、茶杓の先を茶碗の縁で軽く一つ打ち、茶碗の右寄りにあお向けて預ける。
○ 茶入れの蓋をして、左手で元の位置に戻す。
○ 茶碗に預けている茶杓を右手でとり、左手で扱いすくうように持ち直します。
○ 櫂先<茶杓の先の丸くなっているところ>で茶をさばき、茶杓を茶碗のヘリで2度軽く打って、茶をはらいます。
○ 茶杓を茶入れの上に戻し,その手で水指の蓋を二手で取り、水指の左に立てかけます。
○ 柄杓を上からとり、水を汲むように持ち直し水指の水を一杓汲み、釜に足します。
風炉の濃茶点前では、必ず釜に水を足し湯相をととのえます。
○ 釜の湯底から八分目ほど汲み、茶碗に適量注ぎ入れ、残りは釜に戻し柄杓を置き柄杓で釜の口に預ける。

○ 濃茶を練る時は、薄茶と違い茶の量が多いのでかたまりが出来ないように湯の量に気をつけてください。
○ 茶筅を取って、茶を練る。十分に練れたら茶筅を茶碗の左横に寄せかけておき、もう一度湯を八分目ほど汲み、適量足し入れ、残りの湯は釜に戻す。
○ もう一度茶筅をとり、茶と湯がなめらかに混ざるように練る。
○ 練りあがったら、茶筅を茶碗の手前側から抜き、元の位置に置く。
○ 右手で茶碗を持ちあげ、少し手前を持ち直し右膝横に仮置きします。
○ 客付斜めに回り、茶碗を右手で持ち向こうに2度回して正面を客に向けて出し、出し服紗を懐中から取り出し、左手で扱い、右手で横を持って茶碗の右横に並べて出します。
○ 釜正面に戻ります。

男性の場合は茶碗を、右膝横に仮置きせず、居前から右手で茶碗を定位置に出します。
右手で懐の出し服紗をとり、茶碗の右横に添えて出す。
女性の場合は、手間をかけますが、男性はすっきりした点前です。


中置きの濃茶点前 続き

建水を持ち出し、左脇に置きました。
濃茶を点てます蓋置き建水より取り出し、水指の左、勝手付に置き柄杓を引いて一礼します。居ずまいを直します。

さあ!今から雑念をはらい、おいしいおちゃをたてましょう。

道具を清めます。

○ 建水を進め、茶碗を三手で扱い膝前向こうに、茶入れを右手で膝と茶碗の間に置きます。
○ 茶入れの仕服をときます。とき方の説明は写真じゃないと難しいですね。
○ 仕服から取り出した茶入れを、茶碗と膝の間に置きます。
○ 両手で仕服を整えて風炉と客付の畳のヘリの中央あたりに置きます。
○ 服紗を左ひざ上で四方さばきをして、茶入れを左手で持ち、蓋をふき、胴をふき下ろし清めます。男性は蓋を拭いたあと、胴拭きをします。
四方さばきは、濃茶入れを清めるためにするさばき方です。
○ 茶入れは、薄茶の時茶器を置いた位置に置きます。
○ 服紗をさばき直して茶杓をふき、茶入れの蓋の上、釜つきに置きます。
中置きの場合は蓋の左側になります。
○ 右手で茶筅を、茶入れの右横に置き合わせ手から、茶碗を手前に少し引きます。
○ 左手に持っている服紗を、両手で二つに折り返し水指の塗り蓋を「二』の字にふきます。共蓋の場合は服紗で拭かず置く。
○ 服紗を左手に持たせ、茶碗の中の茶巾を拭いた所にのせます。
○ 服紗を右手で左膝頭に置き、柄杓を右手でとり、左手にもちかえ構え服紗で釜の蓋をあけ、蓋置きの上に置く。
男性の場合は、茶巾を水指の蓋にのせたあと、服紗を帯につける。釜の蓋は、素手であける。

さあ!今から茶筅通しをします。

○ 左手で構えている柄杓を右手にもちかえ、湯を8分目ほど汲んで茶碗に入れます。
○ 柄杓を釜の口に預けます。
○ 茶筅を右手で持ち、茶筅通しをして、茶碗を回しながら温めて、湯を建水に空けます。
○ 茶碗を左手に持たせ、右手で茶巾をとり茶碗をふき、茶巾を入れたまま、右手で茶碗を膝前に置きます。
○ 茶巾を取り出し、今度は、蓋置きの上の釜の蓋のうえに置きます。

中置きの濃茶点前

茶道の稽古は、立ち振る舞いの稽古に始まり、割り稽古、お菓子やお茶の頂き方などを習いながら、待ちに待った薄茶の稽古と進みますが、点前が上手、下手ではなくお茶の稽古は総合された知識が必要なのだと感じるようになるとおもいます。
でも、点前を覚える事で一生懸命ではないでしょうか?
薄茶に始まり濃茶と進みますが、濃茶の点前を文字で伝える事は難しいですね。
解りづらいと思いますが、読んでください。


点前の準備 飾りつけ点前の準備をします。
薄茶点前と違うところは、水指と茶入れを飾り付けする事です。
中置きの風炉の勝手付に斜めに水指の正面が亭主のほうを向くようにおきます。
茶入れを、風炉の斜め手前で風炉と畳のヘリ中央に飾ります
茶碗、建水を持ち出しましたさあ!濃茶点前をはじめましょう!
茶道口で茶杓、茶巾、茶筅を仕組んだ茶碗を膝前に置き、一礼します。
風炉の正面に座り、茶碗を膝前に仮置きします。
茶入れを右手で、少し右へ寄せ、茶碗を右手、左手、右手で扱い茶入れと置き合わせます。
建水を持ち出し、風炉の正面に座り左脇に置きます。


H20.10月20日濃茶客の作法も合わせてご覧ください。
H20.10月18、29日のお菓子の取り方もあわせてご覧ください
Google検索
おすすめ

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ 

記事検索
携帯用QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ