茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


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茶事

炉開き 口切りの茶事

tubokazari壷飾り
今日は、1週間遅れの口切りの茶事」「炉開き」をした。
床に、茶壷を飾っているから、口切りといったほうがいいのかもしれませんね。この茶壷には、お茶の葉は入っていないのですが、形だけの稽古をしました。
懐石の準備が出来なかったので、点心で懐石風にしました。

茶壷に網をかけて飾っている時は、拝見の所望はないそうです。
写真の茶壷は稽古用ですので大したことはないのですが、拝見の時、茶壷の底や、茶壷の釉のかかっていないところ(壷の下のところ)に、花押や名前が書かれていて、歴史がわかるといっていました。もちろん私は、そんな立派な茶壷を拝見した事はありません。

拝見が終わると、初炭手前になります。
半年たっているので、間違えなくすらすらと炭をつぐ事は出来ませんでした。
でも不思議な感じです。
暑い夏の風炉の点前よりも、炉になり半膝お客様のほうを向いただけで、ゆったりとお話も出来て楽しい気持ちになります。

炭点前〔炭の時は手前と記すと聞きましたが、どちらがよいのか解りません〕を済ませ、次は懐石になります。
今回は、点心でしたが、水屋で壷に入れていた茶葉を石臼で挽きます。
我が家の茶葉は、見事に茶色でした。グリーンの茶葉を期待していたのですが、残念でした。

口切りの茶事

十一月七日は立冬でしたので、口切りの茶事や炉開きをされたのではないでしょうか。知り合いも、土曜日に先生のお宅でお茶事の準備をしますと言っていました。
今日8日に口切りの茶事を行なったようです。
知り合いは、おけいこの仲間で春に新茶を摘んで壷に入れているそうです。
この日に口きりをするので、形だけの茶事ではなく本当の「口切りの茶事」だそうです。
でも昨年は、茶葉が茶色になっていたそうなんですが、今年はどうだったんでしょうか。

先日、兵庫大会に行った友達から電話がかかってきました。
「とてもよかったよ」「お家元席で、堀内宗完宗匠がお点前だったの、後見は森宗匠だったのでとてもすばらしい席でした。」と興奮した様子で話していました。

秀衡塗りの椀

秀衡塗り秀衡塗りは、陸奥の豪族「藤原秀衡」から由来しており、特徴は源氏雲の上に金箔の有職菱紋を飾り、草花をあしらったデザインです。
懐石の時のハイライトとも言える煮物椀につかいますが、椀の内側の塗りが黒いのでかえってどんな色合いの食材も合うような気がします。

海老しんじょに緑の野菜と、吸い口にゆずをそえたり、今頃は白身魚に片栗粉を付け、湯に通し、たけのことわかめ、そして吸い口に木の芽を添えると良いのではと思います。

千鳥の盃 

今日は、知り合いから茶事の案内を受けています。
懐石の中に「千鳥の盃」がありますが、あの場面が、なかなか覚えられません。その場になると、何となく解ってくるのですが、、、、、、
 お酒が好きでないので、時折思います。酒でなく甘いお菓子のやりとりだったら、すぐ覚えるだろうって。
今から、イメージトレーニングで予習をしてみます。

○ 亭主は、八寸と銚子を持ち出し、正客の前に座り、酒をつぎ、吸い物椀の蓋に海のものを取り、正客へ返す。同じように詰まで酒と海のものを取りすすめる。

○ 亭主は酒を再び客にすすめるために、八寸と銚子を持って正客の前に戻り、八寸の向きを変え正客の前に置き、酒をつぐ

○ 正客が酒を飲み終わる頃、亭主は「お流れを」と正客に盃を請う。
正客は「別の盃のお持ちだしを」と自分の盃を出すのを遠慮するが、亭主の所望で正客は盃を清め盃台にのせ、盃台の向きを変え亭主の前に差し出す。

○ 亭主の盃に、次客が酒をつぎ、銚子の向きを変えて正客の方へ置く。その間に正客は自分の懐紙に八寸の海のものを取り、亭主の膝元に置きすすめ、八寸の向きを変え亭主の前に置く。

○ 次客が亭主に「お流れを」と所望する

時間になってしまいました。今回も相客の通りにします。

会記 茶会記

DSC03153DSC03156写真は、茶会記、会記と呼ばれているものです。茶会や茶事の道具組みを書きとめた記録で、もともとは、招かれた客が亭主のもてなしを受けその感激を、長く記録に書きとめたもので、道具の組み合わせをはじめ、炭道具や箱書付のことや、懐石料理の献立の事まで詳しく書きとめたそうです。

この頃の大寄せの茶会では、当日の道具組み等を記した会記を、きれいな料紙になどに印刷して来会者に渡したり、奉書に大きく書いて、寄付きの見やすい場所に、置いたり、張り出したりしています。

会記には、いつ、どこで、誰がに始まり、寄り付きに掛物があれば、寄付きの掛物から記して、次に本席の掛物、花入れ、花、釜と記してあります。最後に菓子と茶銘が記してあります。

私の場合は、茶席に入る前に、会記を拝見しておくと、○○焼の茶入れは?△△焼の水指は?と、楽しく、興味を持ちながら席入りすることができます。

でも、一席が30名や40名の席になると、亭主と正客の話のやりとりは聞こえない、やっと道具の拝見になっても、「次の席の方が待ってますので」と、追い立てられることもしばしばです。

初釜のしつらえ

DSC03129初釜の時の部屋の様子です

懐石が済み、主菓子を頂いた後、中立ち、後座の席入りしてから
濃茶を点てるために茶入れを、棚前に飾り付けしました。

掛物 春入千林処々鶯(春、千林に入る処々の鶯) 堀内宗心筆
床    丸三宝に俵のし
花入れ 青竹 尺八
花   紅白の椿 結び柳
棚   及台子 青漆爪紅 宗旦好み
 染付け金襴手 捻文皆具

茶入れ  瀬戸 肩衝
茶器   黒大棗 唐松蒔絵

夜咄(よばなし)

表千家のビデオを見ていましたら、夜咄の事をお話ししていました。

利休の時代の茶会は夜、行なう事が多かったようです。
夕暮れから始まり時を忘れるようにゆるゆると夜長に行なわれていたようです。

濃茶一碗を楽茶碗で飲みまわす作法は、利休がなくなる4年〜5年前から始まり、
客が心を一つにして茶事を楽しんだようです。

ビデオを見て、興味を持ったのは、後座の席でのしつらえです。

客が中立をした後、
掛物を外し払子(ほっす)(中国から伝わった仏具の一つ)を掛けていました。
夜咄では、床に花を生けることを嫌ったからのようです。
盆石を飾ったり、竹箆(しっぺい)を床に置いたり、また石菖(せきしょう)をいけ
る事もあるそうです。

夜咄を催すのは、よほど茶の湯の心得のある方がするものだと感心しました。
自分もいつか催す事が出来たらとおもいます。

八寸の取り合わせ

八寸は懐石の席で、主客の盃のやり取りのときに、酒の肴として出される、海のもの
山のものを盛った器です。

八寸四方の杉木地の、四方盆に盛って出すので八寸と呼ばれています。
普通、海のものと、山のものを二種盛って出しますが、珍味や到来物があるときは,三種にすることがあります。

料理する時は汁気が少ないように調理し、二種の形、色合い、食感が重ならないように気をつけます。

取り合わせは難しいですが、何度もしていると、アイデアも浮かんでくるようです。

からすみとゆりね・・からすみは長崎のものが有名ですね。
          からすみは、ぼらの卵巣を塩漬けしてから乾燥したもの
          
数の子とちょろぎ
おたふく豆の塩ゆでと海老のから揚げ
するめと大徳寺納豆
からすみと銀杏の素あげ   などなど

ふきのとうをゆでて、出し汁に漬けたものを,なにと取り合わせたらいいかなと、思案しています。

八寸につける青竹は、流派により形が違いますので、購入する時に気をつけてください。

懐石道具

懐石道具01懐石道具02懐石道具03
懐石道具04懐石道具05

写真
銚子(ちょうし)・盃台(はいだい)・酒盃(しゅはい)
煮物椀(にものわん)・・大ぶりの塗りの椀です。
膳・・折敷(おしき)といい足のついていない膳
   向付(むこうづけ)・・普通は焼物の器を使います。
   飯椀(めしわん)・・・漆塗りの椀
   汁椀(しるわん)・・・漆塗りの椀
   箸(はし)・・・・・・水でよく湿した杉の膳箸

写真
飯器・・飯次(めしつぎ)
    飯さじ
    丸盆(まるぼん)

写真
八寸(はっすん)・・杉木地 通常、海と山のもの2種の酒肴を盛る
箸     ・・・・水で清めた青竹の両細の箸
吸い物椀(すいものわん)・小ぶりの塗り椀 箸洗い(はしあらい)とも言う
通い盆(かよいぼん)・・・塗りの丸盆

写真
炉用湯次(ろようゆつぎ)湯桶(ゆとう)とも言う いり米に湯を張っている
炉用湯の子掬い(ろようゆのこすくい)
香の物用の鉢
箸   ・・水で清めた白竹の両細の箸
長盆(ながぼん)・・湯次を湯の子掬いや香の物鉢などと一緒に持ち出す長方形の盆
          多人数の時は、煮物椀、吸い物椀なども数のせて、出し下げす              るのに使用する

写真
焼き物を盛る鉢・・青竹の両細の箸を添える
強肴(しいざかな)とよばれる「煮合わせ」や{和え物」の鉢・・白竹の両細箸を添える。

懐石とは

 茶事には、食事を伴い、その時に出される食事を懐石といいます。」
禅宗の修行から出た言葉と言われ、空腹を忘れようとして、暖めた石を懐に入れた程度の、ごく軽い食事の事を言います。

一汁一菜が原型で、今はとても豪華になり一汁ニ菜、あるいは一汁三菜と預け鉢が出されます。それと、吸い物(箸洗)、八寸が出ます。
預け鉢の事を強肴(しいさかな)とも言います。

一汁二菜は飯、汁、向付け、煮物碗で、一汁三菜は、飯、汁、向付け、煮物碗、焼物が出されます。

懐石料理をおいしくいただく事はもちろんですが、箸の持ち方、お碗の取り扱い方など身に付けたいものです。
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