茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


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茶事

中釘に花入を掛けました

客はお茶事の時、懐石、菓子をいただいた後に
中立ちをします。

亭主は、にじり口の閉まる音をきいてから
後座の準備をします。

床の掛け物をはずし、中釘(向こう釘)に花入をかけ、花をいれます。
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今、我が家には思うような花が咲いていませんが、
侘び助、クリスマスローズ、梅を取り合わせてみました。



口切 くちきり

「茶壺の口封をきる茶事で、茶壺の中の茶葉を茶臼で挽いて客にふるまいます。」


客は、お茶席へ入り、
床に飾っている茶壺の拝見を済ませ、亭主が炭をつぎ、客は懐石 、主菓子を頂き、いったん席を出て腰掛けに休みます。
中立ち間に亭主は席中をあらためて濃茶の用意をします。
水屋で茶壺の茶葉を挽き終えています。
次は、新茶を振舞う後座の席です。
案内状に「粗茶一服差しあげたく」と書いてある粗茶が濃茶のことです。
濃茶を頂き、釜の煮えが落ちていれば炭を直し
最後に、薄茶をもてなします。


以前、古物市で求めた石臼で煎茶をひいてみました。
穴から茶葉を入れ、挽き手を握って臼を反時計回りに回すと、下臼との間から鮮やかな抹茶がでてきました。が、いつもの抹茶ではない。

茶壺の茶葉は、新芽を摘み取り直ぐに蒸して乾かし、三ミリ角位の茶葉にして茶壺に貯えられるそうです。だから鮮やかな緑色を保ち、なんとも言えないいい香りがするんですね。

講習会で、脇宗匠が「棗に抹茶を入れる量に気をつける様に。昔は、棗の分量を挽くには相当の時間がかかりました」と注意を受けました。


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炉開き 口切りの茶事

tubokazari壷飾り
今日は、1週間遅れの口切りの茶事」「炉開き」をした。
床に、茶壷を飾っているから、口切りといったほうがいいのかもしれませんね。この茶壷には、お茶の葉は入っていないのですが、形だけの稽古をしました。
懐石の準備が出来なかったので、点心で懐石風にしました。

茶壷に網をかけて飾っている時は、拝見の所望はないそうです。
写真の茶壷は稽古用ですので大したことはないのですが、拝見の時、茶壷の底や、茶壷の釉のかかっていないところ(壷の下のところ)に、花押や名前が書かれていて、歴史がわかるといっていました。もちろん私は、そんな立派な茶壷を拝見した事はありません。

拝見が終わると、初炭手前になります。
半年たっているので、間違えなくすらすらと炭をつぐ事は出来ませんでした。
でも不思議な感じです。
暑い夏の風炉の点前よりも、炉になり半膝お客様のほうを向いただけで、ゆったりとお話も出来て楽しい気持ちになります。

炭点前〔炭の時は手前と記すと聞きましたが、どちらがよいのか解りません〕を済ませ、次は懐石になります。
今回は、点心でしたが、水屋で壷に入れていた茶葉を石臼で挽きます。
我が家の茶葉は、見事に茶色でした。グリーンの茶葉を期待していたのですが、残念でした。

口切りの茶事

十一月七日は立冬でしたので、口切りの茶事や炉開きをされたのではないでしょうか。知り合いも、土曜日に先生のお宅でお茶事の準備をしますと言っていました。
今日8日に口切りの茶事を行なったようです。
知り合いは、おけいこの仲間で春に新茶を摘んで壷に入れているそうです。
この日に口きりをするので、形だけの茶事ではなく本当の「口切りの茶事」だそうです。
でも昨年は、茶葉が茶色になっていたそうなんですが、今年はどうだったんでしょうか。

先日、兵庫大会に行った友達から電話がかかってきました。
「とてもよかったよ」「お家元席で、堀内宗完宗匠がお点前だったの、後見は森宗匠だったのでとてもすばらしい席でした。」と興奮した様子で話していました。

秀衡塗りの椀

秀衡塗り秀衡塗りは、陸奥の豪族「藤原秀衡」から由来しており、特徴は源氏雲の上に金箔の有職菱紋を飾り、草花をあしらったデザインです。
懐石の時のハイライトとも言える煮物椀につかいますが、椀の内側の塗りが黒いのでかえってどんな色合いの食材も合うような気がします。

海老しんじょに緑の野菜と、吸い口にゆずをそえたり、今頃は白身魚に片栗粉を付け、湯に通し、たけのことわかめ、そして吸い口に木の芽を添えると良いのではと思います。

千鳥の盃 

今日は、知り合いから茶事の案内を受けています。
懐石の中に「千鳥の盃」がありますが、あの場面が、なかなか覚えられません。その場になると、何となく解ってくるのですが、、、、、、
 お酒が好きでないので、時折思います。酒でなく甘いお菓子のやりとりだったら、すぐ覚えるだろうって。
今から、イメージトレーニングで予習をしてみます。

○ 亭主は、八寸と銚子を持ち出し、正客の前に座り、酒をつぎ、吸い物椀の蓋に海のものを取り、正客へ返す。同じように詰まで酒と海のものを取りすすめる。

○ 亭主は酒を再び客にすすめるために、八寸と銚子を持って正客の前に戻り、八寸の向きを変え正客の前に置き、酒をつぐ

○ 正客が酒を飲み終わる頃、亭主は「お流れを」と正客に盃を請う。
正客は「別の盃のお持ちだしを」と自分の盃を出すのを遠慮するが、亭主の所望で正客は盃を清め盃台にのせ、盃台の向きを変え亭主の前に差し出す。

○ 亭主の盃に、次客が酒をつぎ、銚子の向きを変えて正客の方へ置く。その間に正客は自分の懐紙に八寸の海のものを取り、亭主の膝元に置きすすめ、八寸の向きを変え亭主の前に置く。

○ 次客が亭主に「お流れを」と所望する

時間になってしまいました。今回も相客の通りにします。

会記 茶会記

DSC03153DSC03156写真は、茶会記、会記と呼ばれているものです。茶会や茶事の道具組みを書きとめた記録で、もともとは、招かれた客が亭主のもてなしを受けその感激を、長く記録に書きとめたもので、道具の組み合わせをはじめ、炭道具や箱書付のことや、懐石料理の献立の事まで詳しく書きとめたそうです。

この頃の大寄せの茶会では、当日の道具組み等を記した会記を、きれいな料紙になどに印刷して来会者に渡したり、奉書に大きく書いて、寄付きの見やすい場所に、置いたり、張り出したりしています。

会記には、いつ、どこで、誰がに始まり、寄り付きに掛物があれば、寄付きの掛物から記して、次に本席の掛物、花入れ、花、釜と記してあります。最後に菓子と茶銘が記してあります。

私の場合は、茶席に入る前に、会記を拝見しておくと、○○焼の茶入れは?△△焼の水指は?と、楽しく、興味を持ちながら席入りすることができます。

でも、一席が30名や40名の席になると、亭主と正客の話のやりとりは聞こえない、やっと道具の拝見になっても、「次の席の方が待ってますので」と、追い立てられることもしばしばです。

初釜のしつらえ

DSC03129初釜の時の部屋の様子です

懐石が済み、主菓子を頂いた後、中立ち、後座の席入りしてから
濃茶を点てるために茶入れを、棚前に飾り付けしました。

掛物 春入千林処々鶯(春、千林に入る処々の鶯) 堀内宗心筆
床    丸三宝に俵のし
花入れ 青竹 尺八
花   紅白の椿 結び柳
棚   及台子 青漆爪紅 宗旦好み
 染付け金襴手 捻文皆具

茶入れ  瀬戸 肩衝
茶器   黒大棗 唐松蒔絵

夜咄(よばなし)

表千家のビデオを見ていましたら、夜咄の事をお話ししていました。

利休の時代の茶会は夜、行なう事が多かったようです。
夕暮れから始まり時を忘れるようにゆるゆると夜長に行なわれていたようです。

濃茶一碗を楽茶碗で飲みまわす作法は、利休がなくなる4年〜5年前から始まり、
客が心を一つにして茶事を楽しんだようです。

ビデオを見て、興味を持ったのは、後座の席でのしつらえです。

客が中立をした後、
掛物を外し払子(ほっす)(中国から伝わった仏具の一つ)を掛けていました。
夜咄では、床に花を生けることを嫌ったからのようです。
盆石を飾ったり、竹箆(しっぺい)を床に置いたり、また石菖(せきしょう)をいけ
る事もあるそうです。

夜咄を催すのは、よほど茶の湯の心得のある方がするものだと感心しました。
自分もいつか催す事が出来たらとおもいます。

八寸の取り合わせ

八寸は懐石の席で、主客の盃のやり取りのときに、酒の肴として出される、海のもの
山のものを盛った器です。

八寸四方の杉木地の、四方盆に盛って出すので八寸と呼ばれています。
普通、海のものと、山のものを二種盛って出しますが、珍味や到来物があるときは,三種にすることがあります。

料理する時は汁気が少ないように調理し、二種の形、色合い、食感が重ならないように気をつけます。

取り合わせは難しいですが、何度もしていると、アイデアも浮かんでくるようです。

からすみとゆりね・・からすみは長崎のものが有名ですね。
          からすみは、ぼらの卵巣を塩漬けしてから乾燥したもの
          
数の子とちょろぎ
おたふく豆の塩ゆでと海老のから揚げ
するめと大徳寺納豆
からすみと銀杏の素あげ   などなど

ふきのとうをゆでて、出し汁に漬けたものを,なにと取り合わせたらいいかなと、思案しています。

八寸につける青竹は、流派により形が違いますので、購入する時に気をつけてください。
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