茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


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茶道とは

稽古が足りない

先日、お茶の講習会に行ってきました。
私は点前の当番ではなかったので、ゆっくりと講習を受ける事が出来ました。
午前中は、足もしびれずよかったのですが、午後はすぐ足がしびれて困りました。
足袋のこはぜをはずしたり、お尻を少し浮かしたりしながらどうにか終える事が出来ましたが、毎回、もう少しやせなくてはと思います。
終わりに、宗匠からお言葉がありました。
「今日、おけいこを見てきて皆さんの日ごろのおけいこが足りてないように思います」と言われてしまいました。
「お茶の稽古は、形を身に付けて心を入れるとお茶になります」とも言われました。

仕舞の稽古をしている友達に話したら、「仕舞の先生から仕舞の稽古は、形を覚えなさい。そして心を入れるのです。」と同じことを言われたそうです。

昔から伝わっている伝統芸能は、形の伝承が一番なのかなと感じました。


おもてなしの心

講習会での事です。
薄茶点前の稽古が始まりました。亭主が茶道口で一礼、歩き出しました、サッサッサと、ちょっと早いかなと思ったら宗匠が、「すこしゆっくり歩きなさい」と注意しました。でも身についた歩き方はすぐに直るものではない。建水を取りに水屋へ帰るときもサッサッサ、部屋に入ってもサッサッサのままでした。
多分緊張して気持ちが先に行っているのだろう。
はたして自分はどの程度の速さで歩いているのだろう?と思った。

やっと点前も済み、茶道口で一礼したとき、宗匠から「もっとゆっくりお礼をしなさい、余裕を持ちなさい、茶道口に座ったら部屋を見渡し正客の顔を見てから一礼をするようにしなさい。その気持ちもおもてなしの心に通じます。点前が済めばよいというものではありません」とおっしゃいました。

私も時々してしまいます。「ああー、終わった」と思ったとたんに緊張が取れ、そのままお礼をしてしまう事が、

注意された方は気まずかったでしょうが、私たちにはよいお話でした。

お茶の稽古

このブログを読んで頂いている方は、多分お稽古を始めて日の浅い方ではないだろうかと思います。
お茶を始めていかがですか。
仕事帰りに急いで教室へ行かれている方や、定年退職をされてのんびりとお茶の稽古をされている方などいろいろな形で楽しまれていると思います。

私の知り合いが、定年退職後に義母さんに勧められお茶を始めました。
本人は他にたくさん趣味を持っているのでお茶の稽古は渋っていましたが、一年ほど前から始めました。
彼女は、もともと姿勢の悪い方なので、稽古の時は、背筋を伸ばす様,気をつけているようです。
背筋を伸ばす事を、なるだけ意識しながら稽古をしているので、一年たった今は見違えるようによくなりました。
背筋が伸びることは、背が高くなり若く見えるようになりました。
「意識する」という事はこんなにも変わるものなのかと驚いています。
この頃は、お茶会に行くときに自分で着物を着れるようにと、着付けにも興味を持ち始めたようです。

お茶の稽古を始めて日の浅い方は、今は教室の先生の教えを請うことが楽しいのではないでしょうか。

なんという本だったのか忘れましたが、読んでいて「なるほどそうなんだ」と、思ったので書き抜いておいた文章がありますので記しておきます。


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茶の湯の場合は、点前を教えるのは最初は別として、いちいちこれはこう言う訳ですよと申しません。
今風ではないかもしれません。いちいち言わなくとも稽古を重ねて点前がすらすらできるようになると、必ず先人たちの思いに行き着くことが出来るものです。
稽古とはそういうものだと思います。
先代がよく、「基本が大事だよ、薄茶の運びが一番大事だよ」と申しておりましたが基本を重ねるうちに、稽古の本質がおのずと見えてくるということを、言いたかったのだろうと理解できるようになった。 

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お稽古の段階

表千家流のお茶を習い始めて、これからどんな事をけいこするのだろうと思ったことは、ありませんか。
お茶のけいこは、目を見張るように上達するものではありません。でも稽古を重ねるうちに内面の美しさがついてきます。
背筋を伸ばす事や、歩き方、器を扱う時に手を添える動作などなど、今まで何気なくしていた動作に気がつきます。
けいこのたびに、先生から注意され、気をつけながら稽古をしていく事で、いつの間にか、きれいな振る舞いができるようになっています。
お稽古の段階も気になりますが、先生の言われた通りにお稽古を重ねて経験をつんでください。点前ももちろんですが、いろいろな知識が身につくことでしょう。
相伝の段階は次の通りです。

1、まず表千家に入門します。
1、習事(ならいごと)初めての免状です。
  台飾・・濃茶を点て、天目台にのせてすすめます。
  茶筅飾・水指、茶入れ、茶碗、茶杓のうちに由緒あるものを用いて濃茶を点てる
  組合点・由緒ある建水を使って濃茶を点てる。
  仕組点・茶碗と建水をともに持ち出して点てる濃茶で、高齢者の方に相応しい
  長緒・・茶入れの袋の緒の長いものを扱って濃茶を点てます。
  盆香合・炭点前で由緒ある香合を用います。
  花所望・客に花をいけてもらいます。
  炭所望・客に炭点前をたのみます。

1、飾物
  軸飾・・掛物のかけ方
  壷飾・・茶壷の飾り方と拝見の仕方
  茶入飾・由緒ある茶入れの飾り方と拝見の仕方
  茶碗飾・由緒ある茶碗の飾り方と拝見の仕方
  茶杓飾・由緒ある茶杓の飾り方と拝見の仕方

1、茶通箱・二種の濃茶を点て、客にすすめる。

1、唐物・・唐物の茶入れを扱う点前

1、台天目・唐物の茶碗を扱う点前

1、盆点・・唐物の茶入れとお盆を扱う点前

相伝は秘事であるので、相伝を受けていない人の前でその相伝の点前をする事は禁じられています。特に茶通箱の点前からはとくに厳しいように思います。
私も以前稽古の時、私がまだ受けていない相伝の点前が始まったら私は、となりの部屋で待っていた記憶があります。その厳しさがあったから茶道の魅力にはまってしまったのでしょう。

一期一会

私の子供(20代)に、「一期一会」なんと読む?と、きいてみた。
「いっきいっかい」と答えた。ああ、やっぱりなあと、思っていたとおりの答えでしたが、すぐに、「いちごいちえ」そのくらい位知っています。と言われてしまった。

お茶を習い始めの頃、私はなんと読んだらいいのだろうと思い、辞書を引いた記憶があります。その時は全く意味を理解する事が出来ませんでしたが、長い年月を経たこの頃は、なるほどねと思います。特に茶事によばれたときなど、これが「一期一会」なんだと思い、その時間を大切にするよう心がけるようになりました。

「一期」は人間の一生涯、「一会」はただ一度限りの会合の事。
幕末の大老井伊直弼が、
 茶の湯の交会は一期一会といいて、たとえば幾度同じ主客交会するとも、今日の会にふたたびかえらざることを思えば、実に我が一世一度の会なり。と言っています。

 「山上宗二記」に収録されている「路地へ入ルヨリ出ズルマデ、一期ニ一度ノ会ノヤウニ、亭主ヲ敬ヒ畏ルベシ」の言葉より茶会における主客の心構えを表す言葉です
。生涯にたった一度の出会いであると言う気持ちで、主客が互いに誠意を尽くしす様、説いています。

茶事の心

亭主は心から客を敬い、客は亭主の心入れをありがたく受け、一生に一度の事と思って感謝する。このお互いの心の通い合いを大切に、主客心を合わせて一座建立する事が、茶事の心であると言われています。

難しい文章を読むより、茶事にまねかれ、当日、打ち水された露地を歩く時から、いかに亭主の方が準備に大変だったかわかります。ましてや、茶室に入った時は感激です。この場を与えていただいた亭主に、感謝すれば当然のように、気持ちよく茶事を進めていこうと言う思いがわいてきます。

茶事はとても季節を表していると思います。
普通よく行なわれる茶事は、「口切り」 『夜咄」 「暁の茶」 『朝茶」
「名残り」 『初釜」があります。

礼儀と作法

お稽古を始めて日の浅い方にも大寄せの茶会に参加して、茶の湯の雰囲気を楽しんでほしいとつねずね思っているのですが、大寄せの茶会でも少人数の茶会でも客をもてなす亭主(主催者)の心には変わりなく心を込めて客をもてなしていますので厳粛な気持ちで参加してほしいと思っています。

お客としての心得も年月を重ねての稽古によって自然と身についてくるでしょう。
そうなれば益々お茶への興味と楽しみが増すことでしょう。

又、茶道の作法にはいろいろと決まりごとや、細かな動作が要求され面倒くささを感じる方もいるかも知れませんが、基本の作法をしっかりと身に付けることにより私たち、人と人とが社会の中で生きていく上で大切な、人に不快感を与えない礼儀作法や人を思いやる気持ちが茶道の作法を通じて知らず知らずのうちに身についてくるとおもいます。

お茶のお稽古を始めてみませんか?

お茶のお稽古を始めてみませんか?
お茶のお稽古にはずいぶんと永い段階があります。

「運び三年」「平点前三年」

という言葉があります。
その言葉は、基本となる”薄茶の稽古を十分にして、そのうえに順序を追って次の段階の稽古をすることを教えています。

<お茶のお稽古をしています>

 夏はいかにも涼しきよう 冬はいかにも暖かなるように炭は湯のわくように茶は服のよきように とのことばがあります。

 自然の姿で人をもてなし もてなされ、心を一つにするのが良しとされています。

 点前の動作は、余分な所作を省いてごく自然に水が流れるように進めていき、なおかつ緩急の流れのリズムがあるのが良しとされています。

<お茶のお稽古をしています>

稽古場にはなんとなく意味がわかるような、わからないような、ピーンと張り詰めた空気、 お床には、掛け軸がかけられており、拝見すると心が落ち着きます。お茶室は、使う道具により華やいだ雰囲気にも、枯れたわびしい雰囲気にもなる不思議な魅力があります。

それでなかなかやめられないのでしょう。

 茶道と言うと、とても堅苦しく、点前の稽古だけのように思われがちですが、稽古を重ねていくうちに、いつの間にか、身の振る舞いがきれいになり、お稽古をしている間は、癒しの場にもなり、活字では言い表せないほど楽しい世界です。
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