茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


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初釜

花押

DSC03106十三代 即中斎筆 「無事」の掛け物です。左下に即中斎宗匠のお花押があります。
私が、茶道の稽古を始めたのは、即中斎宗匠の時代でしたので、ことのほか即中斎宗匠のお筆には、親しみと尊敬の念を持っています。

昔の人が現代の印鑑の代わりのように署名している花押を拝見するのがとても楽しみです。
茶会等で、お道具に書かれている花押を拝見しただけで、「まあ!○○の花押ですね」と、お連れの方とお話されている方が居ますが、良くご存知だなと思いつつ聞いていますが、どなたの花押なのかがわかると、お道具の拝見の意義がより深まってくるのでしょう。私は、ただ花押をデザインとして拝見している気がします。
花押を拝見する時は、つい「カッコいいな」とか「なんの字からできたんだろうか」と想像してしまいます。


話は飛んでしまいますが、表千家お家元の初釜で、残月床に隔年に掛けられる「少庵召出状」と呼ばれるものがあります。
もちろん、私はお家元の初釜に参加した事がありませんので、実際に拝見した事がございませんが、資料で拝見しました。

「少庵召出状」とは、利休切腹の後、少庵が会津藩主、蒲生氏郷に預けられ蟄居を命じられていましたが、徳川家康と蒲生氏郷のはたらきにより、豊臣秀吉の勘気もとけ
少庵を京へ呼び戻した時の、豊臣秀吉の意向を伝える文章で、徳川家康と蒲生氏郷の連署があります。
その徳川家康のしるしである、花押がとてもカッコいいと思います。
とても簡素で、堂々としています。

利休さんの花押の中で「けら判」と呼ばれているものがあります。
是は、歌の中に出てくる螻蛄に似ているからだと私は思っています。

  ぼくらはみんな生きている、生きているから歌うんだ〜
  〜おけらだって、あめんぼだって〜〜と歌われている螻蛄(おけら)です。 




初釜のしつらえ

DSC03129初釜の時の部屋の様子です

懐石が済み、主菓子を頂いた後、中立ち、後座の席入りしてから
濃茶を点てるために茶入れを、棚前に飾り付けしました。

掛物 春入千林処々鶯(春、千林に入る処々の鶯) 堀内宗心筆
床    丸三宝に俵のし
花入れ 青竹 尺八
花   紅白の椿 結び柳
棚   及台子 青漆爪紅 宗旦好み
 染付け金襴手 捻文皆具

茶入れ  瀬戸 肩衝
茶器   黒大棗 唐松蒔絵

初釜

12月も半ばになり徐々に忙しくなりました。
新年になると、初釜が待っています。
初釜は年が明けて始めて釜を懸け新年を祝います。
初釜の時は、「炉、正午の茶事」で、行ないます。
席入りをし、挨拶を済ませたのち、初炭、懐石、中立ち、後入り、濃茶、薄茶と進みます。
初釜の時は、師匠が点前をすると聞いています。
稽古のとき、先生が点前をして教える事はしないので、初釜の時は、「見て取る」様にと言われました。
「見て取る」と言う言葉を若い方は理解できるでしょうか?

炉の花

我が家の庭の西王母の花が2週間前ほどから咲き始めました。
炉開きはいつかいつかと、待っているようです。

私が、いつ咲くか、いつ咲くかと心待ちしている花があります。
5年ほど前、京都の「高台寺」に行ったとき、記念にと思い椿の種を拾って持ち帰りました。その種を蒔き、今は1メートルほどの木になっています。
いつになったら椿の花が咲くだろうかと楽しみに待っていまが、実生で育てるとなかなか花は咲かず、咲いても同じ花は咲かない事が多いらしいのでちょと残念です。
すでに花の名前は決めています。
「ねね椿」です。すばらしい名前だと思うのですが。

炉の時期の花は、なんといっても「椿」ではないかと思います。
初釜の花も、青々とした竹に結び柳と、椿の花が入っています。

11月にはどんな花が似合うのか調べてみました。
  青磁の下蕪に、西王母、はしばみ
  唐津焼に   白桔梗、ほととぎす草
  竹根 稲塚に 嵯峨菊、ほととぎす草 
  油壺に、   白玉椿、とりとまらず
  高取の掛   白玉椿、山法師
  一重切    西王母、夏椿 
  唐津     初嵐、にしきぎ
  備前     西王母、照り葉
  竹花入れ   紅白の椿、はしばみ照り葉
  伊賀の耳付  嵯峨菊
  日高焼    吹上菊 竜胆   参考まで

夏椿とありますが、11月でも咲いているのでしようか。
我が家にも以前夏椿の木があったのですが、水不足の夏に枯れてしまいました。
とても好きな花でしたので、新たに買い求めて植えたのですが、また枯れてしまい
ました。しばらく買うのをやめておこうと思っています。
夏椿は別名、シャラノ木と言われており、花の少ない暑い夏に単の白い花を咲かせます。

訶梨勒 かりろく

あと2ヶ月すればお正月ですね。
初釜やお祝いの席に、訶梨勒(かりろく)とよばれるものを、床柱、書院などにかけているのを見かけますが、なんだろうと思っていました。
訶梨勒はインド地方に産するシクシン科の喬木で、その実が眼の病気や風邪に効くことから、邪気をはらう意から、美しい緞子、綾絹の袋にこの実を12個入れ、緋色の緒で吊る掛け香となったと言う事です。
今も、12個の実が入っているのでしょうか?昔は香として掛けていたのなら香は、焚かなかったのでしょうか?かりろく

着物

お茶の稽古を始めると1年間を通じて何かと会が催されます。
11月に入ると口切の茶事、お正月を過ぎると初釜とおめでたい行事があります。
格式の高い茶会には「色留袖、訪問着、付け下げ」がよいと思います。


今後、購入予定のある方は結婚式などで着るような華やかな柄でなく控えめな中にも格のある柄を選んだほうが良いと思います。


この頃、やっと分かったのですが以前から(とても素敵な装いをしているな)とひそかに思っている人がいるのですが、この方が座っていると違和感がなく茶室にとけこんでいるのです。この方の着物はいつも控えめな色合いで模様は小さめです。
そのほうが、お茶道具が映えるからでしょうか。
とてもやさしくみえる装いなんです。


又気軽な茶会やお稽古のときなどは「小紋」がよいと思います。


「小紋」は全体に模様がありますのでやはり茶室では上品な柄が好まれます。
又、おうちの方が昔着ていた紬などがあればたんすからだしてみてください。以外に若い方でもシックリと似合います。
特に帯や小物を替えれば年代が違っても似合います。


着物を着てお稽古を楽しんでください。
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