茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


Copyright (C) 2008-2012 茶道教室 お茶のある暮らし. All Rights Reserved.
当サイトに掲載された文章・画像・データ等の無断転載を禁じます。



天然忌

酔芙蓉

酔芙蓉酔芙蓉の花は午前中は白く咲き、午後になるとだんだん紅色を帯びてそれが濃くなります。そのかわり方が酔った風情とにているのでしょう。
朝開いて夕刻にはしぼんでしまう一日花です。
天然忌には、三田青磁の算木花入れに白芙蓉を供えています。

9月になりました

もう9月になってしまいました。今年はなかなか計画通りに行かずいらいらしています。
9月といえば天然忌が催されます。
表千家中興の祖といわれる如心斎の徳をしのび、お家元では毎年、九畳敷で「且座」を行なうのが習いとなっているようです。9月13日はまだまだ残暑が厳しい時季なので、汗を抑えることが大変だった記憶があります。
覚々斎の長男で27歳で家督相続をした如心斎は8歳の啐啄斎(幼名 与太郎)を残して47歳の若さで亡くなりましたが、わずか20年の間に残した功績は大きいと思います。

同じ釜の湯

遅めの天然忌を行ないました。
91歳を筆頭に年の差が55歳の10数人が先生のお宅に集まりました。
供茶に始まり花寄せ、且座、数茶を行ない、昼食のあと年配の方に濃茶を一服差し上げておしまいにしました。

高齢の方は毎月のお稽古を休んでいますが、催事の時には参加します。
今日も久しぶりの集まりをとても喜んでいたようでした。
お互い耳の遠いもの同士の会話を、横で聞いていると、チンプンカンプンの返事をしているのに、いつまでも会話が続いています。
これも長い間、同じ釜のお湯を飲んできたからなのでしょうか。

而妙斎宗匠が[お茶を楽しんでください]とよく言われますが、まさにこの事だなと思います。
 

天然忌 花寄せ

お家元では、天然忌には花寄せと且座をするのが、決まりになっているようです。
花寄せは、(よし屏風)に、たくさんの花入れを掛け、床にもいろいろな花入れを置き、正客から思い思いの花を入れていきます。亭主が入れ終わると、又、正客から入れていきます。席内は、花、花、花と華やかになり、如心斎に花を手向けているようです。

 数年前、お家元の天然忌に、参加した時のことです。
花寄せの時に、若い方が三客でいました。柱の掛け花入れに花を入れた時に、なかなか上手くできず、花が畳の上に落ちてしまいました。見かねた堀内宗心宗匠が、切り方、入れ方を丁寧にご指導されていました。宗匠から直接指導受けられるなんて羨ましい限りです。
 又、その年はとても残暑が厳しくその上に、大勢の参加者で席内は、ムンムンしていました。前列にいた方がハンカチで顔を扇いでいたら、山下恵光宗匠から
 [誰も暑いのです。ハンカチでそんなことをしてはいけません。] と、厳しく注意されました。私もその時とても暑かったので、自分が注意された様に怖かった事を覚えています。
 時間とお金を使って参加したけど、それ以上の収穫があったと思います。

席入りは、正客から順次茶道口から入り、それぞれの席に座ります。
亭主は花台を茶道口に置き一礼、客一同総礼します。
亭主は花台を持って出て、床の上、下座三分の一あたりに置き、水屋へ下がり、用意された花台を次々に運び出してから、末座の次に座り、正客へ「お花をどうぞ」と挨拶します。
正客はこれを受けて、ニ客へ次礼をして、立って花台のところへ行き、自分が入れようと思う花入れをよく見て、花台を寄せて、花をみつくらい小刀で思いの長さに切り
花入れの前に行き、花を入れる。
花台の花を整頓して、水次で水を差し、花台を元の位置に直し、立って自席へ戻る。
ニ客以下、それぞれに次礼をして、立って行き正客同様に思い思いの花入れに花を入れる。
二回以上回って花を入れる事が出来ます。
亭主または正客の花で仕舞いにします。
亭主は花を入れ終わると、うしろの花台から次々に下げ、最後に床にある花台を
持って下がり、茶道口で花台を膝前に置き一礼します。
客一同総礼します。
客一同立って、正客から退席します。

竹台子

竹台子 たけだいす と読みます。 村田珠光の好みと伝えられています。

天然忌の時は、竹台子の棚の中央に鳳凰風炉と富士釜を置きますが、
この一つ飾りを、考案したのが如心斎だそうです。

台子の竹の柱を組み立てるときに、いつもどこにどの柱を立てようかと迷います。
目に見えている節の数は二つ節が1本で,三つ節が3本です。
しかし、約束にあったものであれば二つ節の物も1つの節が地板の中に,あるので
本当は四本とも三つ節があるそうです。
その柱をどう組み立てるかと言うと、左手手前が節が二つ見えるもの
次に節の低い柱を右手奥(客付き奥)、その次に節の低い柱を右手前(客付き手前)に、
一番高い柱を勝手付き奥(左手奥)に立てます。

お家元行事

天然忌

表千家中興の祖如心斎天然宗左の追善のため九月十三日に、お家元で営まれます。

お家元では残月亭の床に掛けられた「天然円相」の前にお茶が供えられます。
その後、残月亭で花寄せ、九畳敷で且座が行われます。
茶道の稽古をされている方は一度は参加してはどうでしょうか。

当日参加出来るものではなく事前の申し込みが必要ですが、体験する事で益々お稽古がたのしくなるような気がします。

呈茶の席では求肥製の鶉餅が頂けます。
Google検索
おすすめ

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ 

記事検索
携帯用QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ