茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


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平茶碗

割蓋平水指

平水指平水指暑い暑い夏の頃、お客様をお招きするにはとても気を使いますね。お茶は雰囲気を大切にしているので見た目に、夏は涼しく感じる工夫をしていますね。

お茶室のしつらえは、室内ではできるだけ火気を少なくするように風炉を小さくしたり、戸障子は所々外したり、また簾をかけたり、籠花入れに水を含んだ花を入れ、点前に使う茶碗も浅くて口の広い平茶碗を使い、そして写真のように口の広い水指に水をたっぷりと入れ涼しさを感じさせます。
自然の力で涼しさを演出していますよね。
昔、稽古の時じわじわと汗が流れ、稽古が終わり家に帰り着くと、体が痒くてつら飼った事を覚えています。今は冷房なしでは考えられません。

割蓋の蓋を開ける時、「よく考えているなあ」と感心します。
まず、右手の指先で、蓋の右半分の手前を軽く押さえ、左手で左半分の蓋を上に持ち上げ、垂直に立てます。正面から蓋の形がL字になっています。ここで右手を離し、左手で持っている少し上あたりに持ち替え、左手をはなし、蓋全体が左にずれないように左指先でとめて、静かに右手で倒し右半分の上に重ねます。蓋をする時は逆をたどります。

筒茶碗

DSC031382月の極寒の時季には、茶室でも炉にたくさん炭をつぎ、釜も大ぶりで口の広い広口釜をかけ、湯気が立っていると、暖かさを感じます。
また、筒茶碗という、深い茶碗で点てると、お茶が冷めにくく、頂く手のひらに温もりを感じさせてくれます。

筒茶碗の点前は、さほど決まりはないようですが、盛夏の時季に、平茶碗に絞り茶巾を仕組んで、お客様の前で茶巾を絞り直し、その間に茶碗を冷ますように、筒茶碗の点前でも、茶巾を絞りなおしている間に、茶碗の中にお湯を入れて温めます。

扱いは、茶碗の胴を持ち、運び出ししますが、斜め上を持つよう指導する先生もいらしゃいます。

茶碗の拭き方が、普通とちがいます。人差し指と中指で茶巾をはさみ茶碗の底に入れます。指を離さずに底を左、右、中央と拭き茶巾を茶碗の中央に置き、点前の輪を人差し指と中指ではさみ輪を外にして縁にかけ、3度回して拭いたら茶碗を茶巾ではさんだまま、膝前に置き、左手は添えずに茶巾を上に抜き取ります。
右手の指で茶巾を整え釜の蓋の上に置きます。
このときが普通と全く違いますので、筒茶碗の扱いで面白い箇所です。

筒茶碗の扱いは1年でほんの1ヶ月くらいですので、忘れている事が多く、必ず先生から指摘されます。そのたびに あ!そうだったと思い出す人が多いようです。

茶碗のお湯を捨てる時は、底全体をしっかり持ち、お湯や水をこぼした方が安全だと思います。

客の作法としては、薄茶を頂く順序は同じですが、茶碗の持ち方が違うだけです。
普通持つ時は、斜め上から持ち、お茶を頂くときは、しっかりと茶碗の胴を右手で持ち左手で受けます。

厳冬の時期に温かくもてなそうと茶碗を細く、深くした先人の知恵には、この筒茶碗を拝見するたびに感心させられます。

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