茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


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湯返し ゆがえし

四方棚に湯返し「湯返し」は、どうしてするのだろうと疑問に思ったことありませんか?
先生が「棚に飾るので湯返しをするのですよ」と教えてくれるでしょう!

そうなんです。
湯返しは、点前の最後に釜に水を差し、柄杓を棚に飾る時に、柄杓の合についた水が
同じように早く乾くようにするためなんですね。
だから、点前の途中に湯返しをしたり、棚に柄杓を飾らない点前で、湯返しをする事はないのですね。

でも、湯返しをしない棚もあります。
たとえば台目中柱(だいめなかばしら)の場合、(私は、拝見した事はありますが、実際に点前をしたことはありません)
抱清棚のように竹釘にかける時や、平水指の上に飾る時などはしないよですね。

お茶の稽古はどうしてこんなに決まりごとが多いのだろうと思うときがありますが、
基礎を覚えてしまえば融通が利きますので、やはりたのしいですね。

年とともに一つ忘れ、また一つ忘れている自分に「こんなはずじゃなかった、、」

でも、わすれても「あら?」と思いながら、おいしいお茶が点てばいいかな。


紹おう棚 (じょうおうだな)

DSC03145利休の師である武野紹おうの好みといわれています。地袋の客付き(向かって右側)に、背の低い平水指を入れておきます。
好みの水指がありますが、特に惺斎宗匠の好みのモール捻梅(捻子梅)の形の水指が知られています。この棚は、炉の時期のみ使用します。豪華な棚なのでお祝いの時、
特にお正月に使われることが多いようです。

写真は、濃茶の点前(てまえ)の飾り付けをしたところです。

紹おう棚で濃茶点前

茶道口で茶碗を膝前に置き一礼します。
道具畳中央に座り、茶碗を左手で仮置きします。
茶入れを少し右寄りに移し、茶碗と置きあわせる。
蓋置きを、炉ぶちの右の角横に置き、柄杓を引いて一礼する。
一礼の後、居前を炉ぶちの外隅に定め斜めに座ります。
建水を進め、茶碗を膝前に置き、茶入れを膝と茶碗の間におき、緒を解く。
袋を棚の地袋の上、左隅、柱に近いところにおきます。
四方さばきをして茶入れを拭き清め、棚前中央より左寄りにおきます。
服紗で茶杓を清め、茶入れの上に置き、茶筅も置き合わせます。
茶碗を引き、服紗で水指の蓋を清め茶巾を置きます。
左手の服紗を右手に持ち替え、右膝横に置きます。
柄杓を取り左手に構え、右手で服紗を取り、釜の蓋を開け蓋置きの上に置き、服紗を右膝横に置きます。
引き続き茶筅通しをして、茶碗のお湯を建水にあけ、茶巾で茶碗を拭きます。
茶碗を膝前に置き、茶巾を水指の蓋の上に戻します。
茶碗にお茶をはき、茶杓を茶碗の縁で軽く一度打ち茶碗に預け、茶入れの蓋をして、元の位置に戻す。常のように濃茶を点てる。
お茶碗を炉縁の横の客付に出し、出し服紗を添える。
居前に戻り、正客が一口飲んだところで、正客に「いかがでございますか」と一礼をし、炉の濃茶では、中じまいをします。

中じまいは、いったん点前をしまうところから、中じまいと呼んでいます。

中じまいは、まず建水のうしろの服紗をとり、帯につけます。
柄杓を取って構え、釜の蓋をし柄杓を建水に合(ごう)を落としてかけ、蓋おきを建水の後ろ、柄杓の柄の下に置き客付正面に回ります。

初釜のしつらえ

DSC03129初釜の時の部屋の様子です

懐石が済み、主菓子を頂いた後、中立ち、後座の席入りしてから
濃茶を点てるために茶入れを、棚前に飾り付けしました。

掛物 春入千林処々鶯(春、千林に入る処々の鶯) 堀内宗心筆
床    丸三宝に俵のし
花入れ 青竹 尺八
花   紅白の椿 結び柳
棚   及台子 青漆爪紅 宗旦好み
 染付け金襴手 捻文皆具

茶入れ  瀬戸 肩衝
茶器   黒大棗 唐松蒔絵

棚 炉縁

炉ぶち写真には、風炉先屏風,棚、水指、茶器、釜が所定の場所にあります。
棚を置いてある畳を道具畳(点前座)と言い、道具畳の右側を客付、左側を勝手付といいます。
手前の畳を踏み込み畳と言い、亭主が出入りする畳です。

炉のしつらえ

部屋
友達のお稽古場が炉のしつらえになりましたので、遊びに行きました。
席中の様子です。
床には、掛物と花
道具畳は二重棚の初飾りです。


掛物・・色紙に「山呼萬歳聲」山は呼ぶ万歳の声(やまはよぶ ばんぜいのこえ)
花入・・備前
花・・・紅白の椿 黒ロウバイの黄葉
棚・・・二重棚 糸巻き棚(碌々斎好み 二重の下の棚に糸巻きの透かしがある)
水指・・桶側(おけがわ)胴に十数本の縦線を入れ、桶のような形に作ったもの
釜 ・・真形釜(しんなりがま)

炉はお湯を沸かすために茶席に切られた囲炉裏のことです。

炉では、亭主は客付き斜めに向き、点前をします。炉をはさんで亭主と客が向かい会うので親しみを感じます。

床の間のある日本の座敷には、上座(じょうざ)と下座(げざ)があります。
上座は、床の間に近い座を言い、茶席では、正客が座る席です。
下座は、床の間から遠い方で末客の席になります。
 

大板 

大板はあまり稽古の時にお目にかかれない棚ですね。
秋の名残りの時季に使う棚で、稽古をする期間がとても短いと思います。
長板を2つにした大きさで約42センチ四方です。扱いは、運び点前とおなじですが、ただ柄杓、蓋置きは、板の上に置きます。
竹台子や、長板の一つ飾りと同じです。棚ですので蓋置きは、竹を使いません。
でも、柄杓、蓋置きを飾り残す時は、竹台子と違い、蓋置きから柄杓を取ったら、まず構えて左手で柄杓を持ったまま、蓋置きを右手で取り、釜の左側に置きます。置く位置は竹台子と同じです。
次に左手の柄杓を、蓋置きの左側へ縦に飾ります。
名残りの短い期間に、多くの点前がありますね。




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