茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


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中置きの炭点前

中置きの炭点前でどこに、炭斗(すみとり)を置いたらいいんだろうと迷った事ありませんか。釜の右横に小棚があると思ってください。中置きの炭点前は、棚を置きつけた風炉の炭点前と同じです。亭主の座る位置が畳の中央になりますので、少し点前が違うところがあります。

炭点前
1、茶道口に炭斗を置き一礼する。そのまま炭斗を持ち出し、道具畳右よりに進み
風炉の手前、右寄りに置きます。(小棚があると思って棚前の位置に置きます。
体を風炉正面に移し、炭斗(すみとり)を少し右に寄せ、羽箒を炭斗の左に下ろし、火箸は畳の上に置かず入れたままにしておきます。香合は右手で出し左手で扱い釜の敷き板の左手前に置きます。

2、釜を上げるために、服紗で釜の蓋を閉めて、炭斗から環を取り出しかけます。
釜敷を右膝横に置きます。両手で環を持って釜を上げ、釜敷におろします。
体を釜正面に回し、釜の座り具合を右、左と確かめて、釜を右膝がしらまで「への字」に動かして向きを変え、環を釜にあずけます。客付き正面に体の向きをかえてから、環を持ち再び釜を右膝がしらまで動かします。環を左、右と外し、釜の右横に
並べて置きます。体を風炉の正面に戻します。

茶道具 炭道具

炭点前をする時に使う道具は、茶道具の中では目立たない道具です。
いつ位昔の事かわかりませんが,以前は人前で炭の点前をせずに、影の仕事だったと聞いた事があります。薄茶の点前は毎回しますが、炭の点前はいつもしていませんでしたので、なかなか覚えませんでした。炭道具は、風炉、炉と違いがあります。

炭斗(すみとり)・・炭点前の時、炭を入れて席中へ持ち出す器です。
籠が一般的で竹、籐、藤蔓などで組まれ、形も丸、四方、五角、六角などがあります。またふくべもあります。炉と風炉では大きさが違い、大が炉、小が風炉です。

羽ぼうき(はぼうき)・・炉ぶちや、釜を掃くのに使う羽根です。
右のほうが広いものを「右羽」、左のほうが広いものを「左羽」といいます。
風炉に「右羽」、炉に「左羽」を使います。鷲の羽根やいぬわしの羽根、孔雀の羽根
ふくろうなどの羽根が多いようです。

火箸(ひばし)・・炭をつぐのに使います。鉄製で風炉用と炉用があり、柄がついていないものが風炉用で、桑の柄のついたものが炉用です。棚に置いた杓立て(杓立て)に飾るための飾り火箸があります。真鍮、銀、砂張などがあり、火箸の頭に鳥、
椎の実など飾がついています。

環(かん)・・釜の環付きにかけて、釜を上げ下ろしに使う道具です。

釜敷(かましき)・・釜を畳の上に置く時に敷いて使います。籐や藤で組んだものが
一般的で、中央に丸い穴があります。あらたまった場合に用いる紙釜敷もあります。

灰器(はいき)・・灰を入れて席中へ持ち出す道具です。風炉では蒔き灰(まきばい)、炉ではぬれ灰を入れ、炉用のほうが大ぶりです。風炉用は、上秞のかかったもの、炉用は、素焼きのものを使います。

灰さじ・・灰をまくときに使います。風炉用と炉用があります。炉用は大ぶりで桑の柄がついています。風炉用は小ぶりで柄を竹の皮で巻いています。

香合(こうごう)・・香を入れる小さな容器です。炭道具の中では格の高い道具です。一般的には、風炉の時季に塗り物、木地のもの、炉の時季は陶磁器の物を使います。炭道具の中で唯一拝見に出す道具です。

炭点前が終わり、お香の香りが席中をただようと、なんとも言えない優雅な気持ちになります。
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