茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


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茶杓

中置きの薄茶点前 続き 4-4

拝見が済みました亭主は客が拝見をしている間、水屋で片づけをします。両器が戻れば席に出て正客のお尋ねに答えます。
両器を持って下がり、茶道口で両器を置き一礼します。

水屋で片づけをしている間、部屋の様子を気に掛けながらすばやくします。
拝見物が戻っているのに、いつまでも客を待たせることはよくありません。

失礼ですが若い方たちは、「衣擦れ」の意味解りますでしょうか?
着物を着て歩くと、裾の擦りあって音が出ますよね、あのことなんですね。

水屋で道具を片付けたあと茶道口に座り、部屋の様子に気を掛けます。
正客さんが、茶器、茶杓を戻し自分の席に戻る様子をあの衣擦れの音で聞き分けるくらい、静かに神経を集中しておくよう注意をされていました。

茶筅 ちゃせん

DSC03273DSC03276写真は茶筅です。
茶筅がなくては抹茶は飲めません。抹茶茶碗がなくても代用品はいろいろあります。茶杓がなくても、スプーンがあります。あるとき私は、泡だて器で抹茶を点ててみましたが、おいしく点てる事はできませんでした。
茶筅は抹茶を点てるだけの目的で作られたもので、代用品は、ないようですね。

同じ抹茶を点てる道具なのに、流派ごとに茶筅の形が決まっている事が、また面白いなと思います。

写真の右は、煤竹を使った茶筅で、表千家で使われます。
煤竹とは、昔の民家の内装に使われた竹が、長い間煙で燻され茶色に変色したものです。
流派によって抹茶の点て方にも違いがあるようです。
表千家の場合には、抹茶を程よく点てますが、裏千家はあわ立つほどに丹念に点てます。また武者小路千家では、あまり泡を立てないようです。
それぞれの特徴を生かすように、茶筅もそれに適した形をしているのですね。

茶筅の穂の数が、70本、80本、100本とあることは知っていましたが、流派によって形まで違う事には驚きです。
抹茶を立てる上で、不可欠な存在なのに、なぜか静かに控えている茶筅をもっと勉強せねばと思います。

茶杓の銘

お茶席で、正客が「お茶杓のご銘は?」と尋ねると、必ず亭主から「○○でございます。」と応えられます。銘には作者が茶杓にこめた想いがそのまま現れています。
作者、所有者、産地、和歌や俳句による歌銘や句銘、その姿や景色によるものなど
銘の由来は数多くあります。
お茶会や茶事の時などは、茶杓の銘は他の道具との取り合わせの、重要な要となっています。一般的な銘をあげてみます。
春:初春、千代の春、土筆、かげろう、花の宴、花いかだ、青田、早苗 春霞など
夏:岩清水、苔清水、薫風、白雲、清流、
秋:秋時雨、初雁、稲穂、鳴子、野分きなど
冬:初雪、木枯らし、埋れ火、冬木立、庵の友など

私は、お稽古の時は自分が削ったつもりで銘をつけています。
薄茶席の時は、季節を表すような季語をつけています。濃茶の時は重たそうな銘をつけています。またお祝いの席では格式のある、瑞雲、祥雲、和敬、福寿、初うまなどがよいと思います。銘は、作者の教養や、趣味が端的に現れていると言われますが、普段から季節を感じ、心がけていなくては、稽古の時に答える事が出来ませんね。

私が参加した茶会の記録から書きだした「銘」です。季節別にしていませんが参考に
してください。
鶴ノ嘴(つるのはし) 福寿海 吉祥 鶯(うぐいす) 瑞雲 清和 春草 和敬
青海波 松花 紅葉 浮舟 清風 夕涼 夏雲 銀河 青山 夏祭り 若みどり
山里 佳き日 卯の花 土筆 相生(あいおい) 千代の友 深みどり 颯々(さつさつ) 薫風 時雨 無事 晩鐘 師走 老松 末広
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