茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


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茶碗

薩摩焼

DSC03178薩摩焼の茶碗です。色合いと小さく描かれた花模様が好きです。

先日、「なんでも鑑定団」を見ていましたら、薩摩焼で黒物の茶碗が出ていました。
鑑定の結果200万円が付きました、。薩摩焼は当初黒く焼きあがる土で焼いていたので、黒物とよび、そのうち白く焼きあがる土を見つけてからは、白物を焼くことが多くなったと説明していました。
鑑定の茶碗は、茶だまりがないので、当初は蕎麦がきを食べる器だったそうですが、お茶人さんが抹茶茶碗として使用するようになったのではといっていました。
蕎麦がき用のちゃわんを抹茶茶碗に見立てて200万円。 すごいです。

茶溜まりとは、茶碗の底のすこしくぼんだところです。

200万円の茶碗には「霜夜」の銘がついていました。
今からの季節の銘にぴったりと思いませんか。


丹波の土を使いました

初めて茶碗をつくりました私が初めて茶碗を作りました。
昨年の秋、地区の婦人部の陶芸教室に参加した時の作品です。
写真で見ると上手にできていると思いませんか?
丹波の土を使いました。
私がした作業は、茶碗の形を作っただけで、後の作業は講師の先生が持ちかえり仕上げてくれました。

紐づくりの仕方で茶碗の形を作りました。
最初に粘土を平らにして底の部分を作り、その上に紐状にした粘土を積み重ねていき、継ぎ目を指で平らにしていきました。

でも、この茶碗持つと重いんです。
これでは茶碗に使えないなと思っていますが、先生いわく、「何度もするうちに、軽くなってきますよ、薄くなりますよ」
何も知らない私は、当日配られた土を、全部使うものと思い、茶碗を作ったので重いはずですね

もう少し大きかったら建水にできるのにと思いつつ、皆に披露しようと思っています。

茶筅 ちゃせん

DSC03273DSC03276写真は茶筅です。
茶筅がなくては抹茶は飲めません。抹茶茶碗がなくても代用品はいろいろあります。茶杓がなくても、スプーンがあります。あるとき私は、泡だて器で抹茶を点ててみましたが、おいしく点てる事はできませんでした。
茶筅は抹茶を点てるだけの目的で作られたもので、代用品は、ないようですね。

同じ抹茶を点てる道具なのに、流派ごとに茶筅の形が決まっている事が、また面白いなと思います。

写真の右は、煤竹を使った茶筅で、表千家で使われます。
煤竹とは、昔の民家の内装に使われた竹が、長い間煙で燻され茶色に変色したものです。
流派によって抹茶の点て方にも違いがあるようです。
表千家の場合には、抹茶を程よく点てますが、裏千家はあわ立つほどに丹念に点てます。また武者小路千家では、あまり泡を立てないようです。
それぞれの特徴を生かすように、茶筅もそれに適した形をしているのですね。

茶筅の穂の数が、70本、80本、100本とあることは知っていましたが、流派によって形まで違う事には驚きです。
抹茶を立てる上で、不可欠な存在なのに、なぜか静かに控えている茶筅をもっと勉強せねばと思います。

陶芸

先日、地区のある集まりで陶芸教室がありましたので参加しました。
丹波焼をしている先生をお招きし、楽しい時間を過ごしました。
丹波の土でそれぞれ、花瓶やカップ、皿などに挑戦していましたが、私は茶碗をつくりました。

成形の仕方は、紐(ひも)づくりのやり方でしました。
最初にねんどを平らにして、底の部分を作り、その上にひも状にした粘土を徐々に積み上げていく方法です。

積み重ねた部分を、指で丁寧に隙間がないように伸ばしていきましたが、なかな難しいものです。
粘土を紐状にしては重ねていき、あとで茶碗の形をととのえていきました。
乾燥させて焼き上げると思いのほか小さくなるそうなので大きめに作りました。
このあとの作業は、先生が家に持ち帰りしてくれるそうです。
あとの工程を自分で出来たらもっと楽しいだろうなと思います。

懐紙

私たちが茶席で使う懐紙は、他の道具に比べればとても地味な存在です。
でも、ないと困る存在です。
稽古のときなど忘れていると、あわてて隣の方に「すみません」と言って数枚いただくことになります。

懐紙には、すずり箱に重ねて茶席に飾る料紙と、茶席で常に懐中する紙とがあります。
私たちが茶席で使う懐紙は

<まずお茶を飲んだ後、お茶碗を拭きます>
薄茶の場合は、茶碗の飲み口を指で拭いてから、その指を懐中している懐紙で拭きます。
濃茶を飲んだ後は、茶碗の飲み口を懐紙で拭きます。
この場合は、懐に入れている懐紙を一枚取り出し、二つ折り(懐紙を一枚にひろげ、
半分にした状態)にして、懐紙の角で拭き、拭いた所を内側に折り、次に他の角で
同じように拭き、3度ほど拭くときれいになると思います。
ふき取った懐紙は、お茶がついている方を内側に折りこんで、最後に一ひねりして、
右のたもとに入れます。洋服の時はポケットに入れるか、懐紙の間にはさみます。
あまり丁寧に拭きすぎて時間をかけないように、また飲み口にお茶が残っていないよう気をつけます。
四つ折にして拭いたり、拭き方は人によりいろいろです。

濃茶のとき、お茶碗をきれいに拭く事は、以外に難しいものです。
特に稽古場以外の時など、次の人が待っていると思うと益々上手く拭けないのです。
毎回の稽古を重ねていけば、いつしか上手になっていますから、あわてない様に。

<お菓子をいただくときに使います>
<懐石の時、お碗を清める時に使います>

大きさに、大小二通りあり、大型は男性のみ使用します。
小型は、男子、女子ともに使用します。

懐紙は以外に使いますので、多めに持つ方がいいですね。

九州 古陶磁の精華

福岡市美術館で催されている、「田中丸コレクションのすべて」の見学に行ってきました。

田中丸善八氏が、生涯をかけて蒐集された九州古陶磁のコレクションです。
約2時間をかけて回りましたが、まだまだ時間が足りないくらいでした。約180点の展示だそうですが、見ごたえのある展覧会でした。

まず最初に目に飛び込んだのが、
重要文化財の「絵唐津菖蒲文茶碗」えがらつあやめもんちゃわん です。
平成18年に、絵唐津茶碗としては初めて国指定重要文化財となったそうです。

次に、素朴なとくさ模様の「絵唐津木賊文茶碗」です。
田中丸家に招待された客はこの茶碗で喫茶し、その茶碗を色紙に画いていました。

とにかくすごかった。

展示されていたのは、茶碗、茶入れ、水指、花入れ、向付け、香炉、ぐいのみ、徳利
建水、香合、盃洗、台鉢、皿、壷、花瓶、置物、猪口、釜、蓋物、角鉢、銚子、燭台
片口、振り出しなどなどです。

茶碗、茶入れ、花入れ、水指などについている銘がとてもすばらしいと思った。
難しくて意味が解らないが、漢字を見ているだけで楽しくなった。

銘・・閑窓、舟越、離駒、波鼓、蓬莱、岸波、夏草露、高砂、貯月、若葉雨、若草、
   などなど。

唐津焼、高取、上野(あがの)、八代、小代(しょうだい)、薩摩、志賀、
柳原(やなぎはら)、現川(うつつがわ)、伊万里、鍋島、柿右衛門、長与、平戸、
亀山、須恵の焼物を展示していました。

昭和48年に78歳の生涯を閉じた田中丸氏は、生前、古陶磁感について、
 「私は名器は名器であるほど、毎日の生活の中で味わってみたいと心かけている。
香炉、花器、お鉢など夫々の機能に従ってこそ美の発見が出来ると思う。」
と、述べていたそうです。

すべての器がすばらしかったけど、その中で私は、
高取焼の「耳付四方水指」銘「若葉雨」
     雨に煙る若葉を連想させる美しい釉景色の水指です。
高取焼の「管耳撫四方水指」が、とても気に入りました。

福岡市美術館では、平成20年10月26日まで開催されています。
茨城会場ーー茨城県陶芸美術館では平成21年1月24日から3月15日までです。

濃茶 客の作法

濃茶を飲んだ後、茶碗と出し服紗の拝見をします。

正客は、出し服紗を右手でとって茶碗の右横へ仮置きします。
茶碗を次客との間に置き、次礼をしてから自分の膝前におき拝見します。
拝見が済むと、次客に送ります。

次客は、三客に次礼をして、茶碗の拝見をします。
正客は、出し服紗も拝見して次客に送ります。
出し服紗を拝見する時は、手に持ったまま、裂地(きれじ)や模様を拝見します。
お詰めは茶碗の拝見が済むと、畳の縁外、自分の左膝前あたりに仮置きします。
出し服紗の拝見が済むとたたんで左手に持ち、茶碗をとり左手を添えて立ち炉畳で
正客と出会い、自分の膝前に茶碗と出し服紗を置き、茶碗の正面を正客にむけて、正客の右膝前に茶碗、左膝前に出し服紗を返す。
お詰めは、膝を繰り自席に戻ります。

正客は、出し服紗を少し左の方へ仮置きし、茶碗を膝前に置き拝見します。
拝見した茶碗を右膝をはなれる位置に仮置きしてから、出し服紗も拝見し茶碗の左に置きます。
茶碗と出し服紗の前に回り、初め亭主が拝見に出した位置に茶碗、出し服紗を向きを変えて戻します。
正客は、自席へ戻ります。

亭主が茶碗を取り込むと、客は亭主に対して総礼します。
総礼は、「ありがとうございました。ご馳走様でした」の、礼です。

濃茶の席では、正客、お詰めの役割が大切になります。
正式の茶事の場合は、正客のためにあり次客以下は相伴、または連客と呼ばれている位、正客は大切な立場です。

教室での毎回の稽古は、茶事の一部分をしています。けいこの回を重ねていき、茶事全体ができる様になります。


濃茶 客の作法

濃茶の飲み方

正客が飲んでいる間に、次客は三客(お詰め)へ次礼をします。
この次礼は、「お先に頂きます」の礼ですが、自分の席に茶碗が来てから次礼を
していたのでは、お茶が冷めるので早めにしておきます。
正客はのみ終わると茶碗を右手で膝前に、服紗を茶碗の左側に左手で置き、懐紙を懐より取り出し飲み口を拭きます。
使った懐紙は、小さく折り右のたもとに入れます。
茶碗を右手で取って、茶碗の正面が自分の方に戻るように、時計と反対の方向へ2度回し、次客との間に置きます。
正客は出し服紗を右手でとり、左手で茶碗の左横に置きます。
正客から次客へ送り礼をします。
次客は茶碗を膝前に置き、右手で出し服紗をとり、広げて茶碗をのせ飲みます。

次客がお茶を飲んでいる間に、正客は亭主に茶銘と詰めを尋ねます。
掛物や、道具、菓子の事を尋ねます。
三客(お詰め)も同様にお茶を飲み、最後にすい切りの音を立てて飲み、茶碗を拭きます。
三客(お詰め)は、出し服紗を右手でとり左手にのせ、茶碗を右手でとり左手を添え
てもち、正客の前に進んでいき座ります。
自分の膝前の右に茶碗、左に出し服紗を置きます。
茶碗を向こうに2度回し、正客の膝右前、畳の縁外に置き、出し服紗を右手でとり
くるりと向きをかえ茶碗の左(正客から見て)に置きます。
お詰めは右に膝を繰り、立って自席に戻ります。

客はお茶を飲み終わりましたので、今度は茶碗と、出し服紗の拝見をします。

文章にすると、右、左、横など面倒くさく感じますが、実際飲んでみると簡単です。

自分が姿勢を正して座り、体の正面にあるものを取る時は、右横をとり体を離れる時は右手前を取り送るようにすると、正確に、きれいに動作が出来ます。

濃茶 客の作法

濃茶濃茶の飲み方

お茶の先生がきれいで、長生きするのはお茶をたくさん頂くからだと聞いています。
私も濃茶は、何枚分の茶葉を一度に飲むのだろう?と思うことがあります。

濃茶をいただく時に、出し服紗の上にのせて飲むのは、なぜなんだろうとずっと思っているのですが、多分、茶碗を大事に扱うためか、お茶が冷めないようにするためなのかなと思います。
数人で頂く濃茶は、飲みまわしている間に冷めてしまいますので、温かいうちに次の人に回すには心配りが必要です。
稽古を重ねていくうちに、心配りとはこんなものなんだなと思えるようになります。

女子の客3人で飲む場合
濃茶が出されると、正客は取りに出て、右手で茶碗を取り左手にのせ、右横を持って膝前に仮置きします。
右手で出し服紗を取り左手にのせて、右手で茶碗をとって左手で受けて出し服紗を添えて席に戻ります。
座ってまず、茶碗を畳の縁外、膝前に置き、その左横に出し服紗も置きます。
居ずまいを直します。
茶碗を右手でとり、左手で扱い右手で次客との間に置きます。この時は畳の縁内に置き、出し服紗を右手でとり左手で茶碗の左に置き、次礼をします。
この次礼は、(皆さんとお茶を頂きましよう)と言う礼ですので皆が礼をします。

さあ、濃茶を正客から飲み始めましょう。

正客は、次客との間に置いた茶碗を右手、左手、右手と扱い自分の膝前に置き、左手で出し服紗をとり、左手のひらにのせ右手で一つ開きます。
ちょうど手のひらの大きさになったと思います。
茶碗を開いた出し袱紗の上にのせ、軽くおしいただき、薄茶を飲む時と同じように
正面を左に向けて、一口飲みます。
一口飲んだら亭主から、「お服加減はいかがでしょうか」と挨拶がありますので、茶碗を持ったまま、「けっこうなお服加減でございます」などとこの挨拶を受け一礼します。一人が三口半ほどの量を目安に飲みます。

次客は、正客が亭主からの挨拶を受けて残りを飲んでいる間に三客に次礼をします。

名残りの茶事 道具

10月はお茶の世界では、名残りと呼ばれています。昨年の開炉の時から使い始めた茶壷の茶も残り少なくなり、茶の名残りが惜しまれるからです。
風炉から炉に移る少し前の10月すえごろ行なう茶事を「名残りの茶事」といいます

今頃は、茶壷の茶葉を臼で引く事も無く、初夏にはすぐに新茶が店頭にならぶので、
名残りの言葉は実感しがたいものです。しかし、秋深くなると何となく心寂しくなってきます。

取り合わせる道具は、丸く押さえられた灰に掻上げとよぶ縦の筋を入れた「鉄の前欠き風炉」や、「やつれ風炉」を中央に据えています。
すべてに渋みをただよわせ、花は、残花や返り花などをまじえ秋草をいけています。
少々ひび割れをつづくった茶碗や、茶入れなどもこの時季は面白いと言われています

昔、10月の末に行なわれた大きな茶会の時、やつれ風炉が据えられており、はじめて「やつれ風炉」を拝見させていただいた私は、鉄風炉の上部が欠けており驚きました。この時の主菓子は、栗きんとんだったことを覚えています。

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