茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


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木守 「きまもり」

先日友達から、山本兼一の「利休にたずねよ」の本が届きました。
早速目次をひろげると、「木守」徳川家康のページがあった。
その中の一節です。

膝の前で、茶碗をながめた。赤い肌に、おぼろな黒釉が刷いたようにかかっている。
「銘はなんというのかな」
「木守でございます」
秋に柿の実をとるとき、来年もまた豊かに実るよう、ひとつだけ取り残す実が、木守である。赤い茶碗のなにがその名につながるのか。
「はて、銘の由来はなんであろう」
利休にたずねた。
「他愛もないことでございます。長次郎の焼きました茶碗をいくつも並べ、弟子たちに好きなものを選ばせたところ、これひとつが残りました」
なるほど、と、家康はみように合点がいった。
この男は、稀代の騙りである。
いまの答えで、利休こそ天下一の茶人と称されている理由が納得できた。

我が家の「木守」はすずめがやってきてきれいに食べてしまった。

茶杓 銘 「へそ曲がり」

先日、母が急に熱を出したので病院へ連れて行った。
病院での待ち時間がとても苦になります。高齢の母を一人にしておく事も出来ず、困ります。
待合室に、「和楽」10月号があったので、カラーページを眺めていると、「へそ曲がり」の銘がついた茶杓が載っていました。
確かに茶杓が曲がっている。銘と茶杓の姿がぴったりだったので思わず、「ニタッ」としてしまった。

解説を読んでみると、元総理大臣の細川護煕氏が作った茶杓で、全体にゆがんだフォルムといい、節部分の個性的な味わいといい、「へそ曲がり」という銘がぴったりな茶杓です。と説明していました。

やっと母の診察です。次々に検査、結果は「間質性肺炎」あまりひどくないので注射をして薬を頂いて帰宅。
茶杓同様、全体のフォルムといい個性的な味わいといい、ますます「へそ曲がり」になった母です。

薩摩焼

DSC03178薩摩焼の茶碗です。色合いと小さく描かれた花模様が好きです。

先日、「なんでも鑑定団」を見ていましたら、薩摩焼で黒物の茶碗が出ていました。
鑑定の結果200万円が付きました、。薩摩焼は当初黒く焼きあがる土で焼いていたので、黒物とよび、そのうち白く焼きあがる土を見つけてからは、白物を焼くことが多くなったと説明していました。
鑑定の茶碗は、茶だまりがないので、当初は蕎麦がきを食べる器だったそうですが、お茶人さんが抹茶茶碗として使用するようになったのではといっていました。
蕎麦がき用のちゃわんを抹茶茶碗に見立てて200万円。 すごいです。

茶溜まりとは、茶碗の底のすこしくぼんだところです。

200万円の茶碗には「霜夜」の銘がついていました。
今からの季節の銘にぴったりと思いませんか。

茶杓

岩清水前大徳寺  悦道和尚作の茶杓です。銘は岩清水です。
岩清水の銘は夏向きかなと思います。
茶杓を入れておく筒があります。
茶杓と同じ1本の竹で作られた筒を共筒と言い、、栓の部分は杉です。栓の部分には、作者の〆印や、花押を書き、筒の部分の皮を削った部分に銘、下の部分にに名前や花押が書き付けられています。写真では、花押が書き付けられています。

先日、「虫の音」 「秋の山」の銘がついている茶杓を拝見させてもらいました。

H20.10月4日茶杓の銘、10月11日の茶杓の銘 秋のページもあわせて読んでください

茶杓の銘

お茶席で、正客が「お茶杓のご銘は?」と尋ねると、必ず亭主から「○○でございます。」と応えられます。銘には作者が茶杓にこめた想いがそのまま現れています。
作者、所有者、産地、和歌や俳句による歌銘や句銘、その姿や景色によるものなど
銘の由来は数多くあります。
お茶会や茶事の時などは、茶杓の銘は他の道具との取り合わせの、重要な要となっています。一般的な銘をあげてみます。
春:初春、千代の春、土筆、かげろう、花の宴、花いかだ、青田、早苗 春霞など
夏:岩清水、苔清水、薫風、白雲、清流、
秋:秋時雨、初雁、稲穂、鳴子、野分きなど
冬:初雪、木枯らし、埋れ火、冬木立、庵の友など

私は、お稽古の時は自分が削ったつもりで銘をつけています。
薄茶席の時は、季節を表すような季語をつけています。濃茶の時は重たそうな銘をつけています。またお祝いの席では格式のある、瑞雲、祥雲、和敬、福寿、初うまなどがよいと思います。銘は、作者の教養や、趣味が端的に現れていると言われますが、普段から季節を感じ、心がけていなくては、稽古の時に答える事が出来ませんね。

私が参加した茶会の記録から書きだした「銘」です。季節別にしていませんが参考に
してください。
鶴ノ嘴(つるのはし) 福寿海 吉祥 鶯(うぐいす) 瑞雲 清和 春草 和敬
青海波 松花 紅葉 浮舟 清風 夕涼 夏雲 銀河 青山 夏祭り 若みどり
山里 佳き日 卯の花 土筆 相生(あいおい) 千代の友 深みどり 颯々(さつさつ) 薫風 時雨 無事 晩鐘 師走 老松 末広
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