茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


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風炉

高取焼

高取八仙友達の好きな高取焼の風炉です。
(風炉として売っていたのではないと思いますが)
気に入った品があれば後先を考えず自分の物にしたくなる性格の友達が一目惚れして購入した高取焼です。手にしたあとで(さて是はなんに使えるかな?)と考えて風炉にしたそうです。(風炉として使う場合前が欠けていたらいいのだけどね)といいながら自分流にお茶を楽しんでいる彼女です。風炉が済めば火鉢につかうかも?

水指は芙蓉の模様の京焼です。この水指も一目ぼれして買ったそうです。
年を重ねていくにつれて、道具を仕舞い込んでおくことよりも、時季になったら出して楽しみたいと言っていました。

割蓋平水指

平水指平水指暑い暑い夏の頃、お客様をお招きするにはとても気を使いますね。お茶は雰囲気を大切にしているので見た目に、夏は涼しく感じる工夫をしていますね。

お茶室のしつらえは、室内ではできるだけ火気を少なくするように風炉を小さくしたり、戸障子は所々外したり、また簾をかけたり、籠花入れに水を含んだ花を入れ、点前に使う茶碗も浅くて口の広い平茶碗を使い、そして写真のように口の広い水指に水をたっぷりと入れ涼しさを感じさせます。
自然の力で涼しさを演出していますよね。
昔、稽古の時じわじわと汗が流れ、稽古が終わり家に帰り着くと、体が痒くてつら飼った事を覚えています。今は冷房なしでは考えられません。

割蓋の蓋を開ける時、「よく考えているなあ」と感心します。
まず、右手の指先で、蓋の右半分の手前を軽く押さえ、左手で左半分の蓋を上に持ち上げ、垂直に立てます。正面から蓋の形がL字になっています。ここで右手を離し、左手で持っている少し上あたりに持ち替え、左手をはなし、蓋全体が左にずれないように左指先でとめて、静かに右手で倒し右半分の上に重ねます。蓋をする時は逆をたどります。

名残りの頃 10月

5月から11月の初めの頃までが風炉の時期です。
初風炉の頃の風炉釜は大ぶりで、真夏は小ぶりを使い、やがてまた大ぶりの風炉釜になっていきます。10月の終わりの今の時期は、中置きで大ぶりの風炉を据えています。一雨降るごとに寒さを感じるこの頃は,鉄の前欠き風炉を畳の中央に据えると、
火間から赤くおこった炭を見ると暖かく感じます。
水指は、風炉のさらに勝手付に運び出します。

前欠き風炉の丸灰の上に、火箸で筋をつけた掻き上げ灰は、名残りの頃に似合うようです。

中置の点前

中置の点前は、秋も深まり火が恋しく思う頃、風炉を客に近づけ、水指を遠のけて、客に暖かさを感じてもらおうとする心配りだと思います。

風炉は道具畳の中央に置きます。
水指は細水指を使い、蓋置きは竹を使います。  

<道具を運び出します>

水指を茶道口に置き一礼します。
水指は、道具畳で勝手付きに斜めに座り風炉と風炉先屏風の端の間に、正面が亭主のほうに向くように置く。(ここがちょと難しいですね)
立って、右足、左足、と引き右足を左足前に踏み出し、茶道口へ下がります。
(この時、客にお尻を向けるようになります。)
薄茶器と茶碗を持ち出し、道具畳で右に寄り座り、両器を客付き寄りに置きます。
(私は、風炉の横に棚があると思って、その前に置きます。)
建水に柄杓、蓋置きを仕組み持ち出し、蓋置きを水指の手前、勝手付きに亭主のほうへ正面がくる様に置きます。(蓋置きと水指の間に水指の蓋を置くスペースをあけておきます。)
柄杓を蓋置きに置き一礼する。

<水指の蓋の扱い>
運びの点前を続けていき、水指の蓋を右手でつまみを取り、体の前で左手で蓋の左上を持って、水指の左に立てかけます。(二手で扱います。)
お茶を点て、茶碗を客に出し、茶碗が返れば続けます。
おしまいをし、釜に水を足し水指の蓋をします。
蓋をするときは、左手で斜め上を取り、右手でつまみを持ち閉めます。

<茶碗の仮置きをします>
正客より拝見を請われたときは、茶碗を膝前に仮置きして、薄茶器を右手で取り左手のひらに載せ斜めに向き、常のように拝見に出します。茶杓も拝見に出します。
両器を拝見に出した後、茶碗と薄茶器のあった中央に茶碗を戻します。
建水と柄杓、蓋置きを水屋に下げた後、道具畳の中央に座り右手で茶碗をとり、左手を添えて水屋へ下げます。

<水指を引きます>
水指を下げる時は、水指に向かって座り、水指を持ち、立って右足、左足と引き、
右足を左足前に回して左足を踏み出し下がります。
茶道口で一礼し、戸を閉めて点前を終わります。

両器を拝見に出している時は、茶道口で座り水指を置き戸を閉めます。
拝見が終われば再び出て尋ねに応じます。




中置き

中置き

いつの間にか10月になってしまいました。
少しずつ気温も下がり、肌寒く感じるようになると「火」が恋しくなります。
この時季になると席内は、風炉を客の方へ近ずけて点前畳の中央に据え、水指は風炉
の左横に置きます。このときは細水指を使い、中置のしつらえになります。
侘びた感じの道具を取り合わせ、去り行く秋を惜しむようです。

お花は秋明菊をよく入れています。白の秋明菊は竹の花入れに合うようです。
野菊、藤はかま、ほととぎす、われもこうなどが咲いています。

風炉の季節

風炉の季節になると、単衣(ひとえ)の着物が欲しくなります。
6月から9月末まで単衣。10月から5月末までが袷せ(あわせ)を着ます。
でもその日の天候にもよります。

一昨年は残暑が厳しく11月初めまで単衣を着たのを覚えています。

※単衣(ひとえ)とは、裏布が付いていない着物
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