茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】

茶道を永年続けている友人が、ご主人から
『茶道はそんなに何年も稽古をしないと覚えられないほど難しいものかね』
と尋ねられたそうです。

友人は、『茶道はなかなか奥が深くてねえ』 と答えたそうなんです。
茶道の世界はなかなか奥が深くて稽古をすればするほどやめられません。

とても魅力のある世界です。


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食籠

菓子を盛る器 菓子の取り方

茶菓子01茶菓子02茶菓子03
茶菓子04茶菓子05
写真左上は主菓子(濃い茶のときの菓子の呼び名)を盛る器です。一例です。
白っぽい陶器の食籠(じきろう)は、風炉の時期に使います。

菓子を一つ載せているのは、銘々盆(めいめいぼん)で、箸で取りにくいような、きんとん、水羊羹、くずまんじゅうなどの場合や、客が一人または二人の時などに使います。このときは、黒もじを1本添えます。

漆器の食籠(じきろう)は、炉の時期に使います。
濃茶の場合、菓子は、客数だけ盛り、蓋をして黒もじ2本を水にぬらして添えます。

 <主菓子の取り方>
(写真上中)
自分の膝前、畳の縁外に菓子器を置き、懐紙の輪を手前にして膝前、縁内に置きます。

(写真右上)
黒もじを、右手で懐紙に預けます。蓋を開け、裏返して食籠の右横へ置きます。

(写真左下)
主菓子を懐紙の上にとります。
黒もじを懐紙の右向こう角で清めて、懐紙の右側にあずけておきます。
食籠の蓋を両手でとり、蓋をします。

(写真中央下)
黒もじを、右手で蓋の上、手前におきます。

食籠を両手で持ち、次客へ送ります。
末客(お詰め)は、取り終えたら下座へ仮置きします。
全員が菓子を取り終えれば、正客は「ご一緒に頂きましょう」と一礼し、皆で菓子をいただきます。

濃茶の時に頂く菓子は、稽古のたびにワクワクしませんか?
昔々の菓子の中に、「やきもち」の名前を見たことがあります。
もし、今、稽古場で簡単な「やきもち」がでたらどうでしょうか。
見た目を楽しませ、おいしくいただける現在は贅沢になってしまっていますね。でも
きれいで、おいしい、和菓子をいただけるのでお茶が楽しいのかも知れません。

お菓子の取り方 頂き方

濃茶、薄茶を頂く前にお菓子を必ず頂きます。
濃茶のお菓子は、主菓子(おもがし)と言われ生菓子のことです。
薯蕷まんじゅう,練りきり、葛菓子、きんとんなどがあり、季節感のある菓子が
用意されます。

主菓子を盛る器には、縁高、蓋のある食籠、蓋のない菓子鉢、一人分を盛る銘銘皿
などがあります。
縁高(ふちだか)は、正式な茶事の時に用いる、5段重ねの菓子器です。

ここでは、普通の稽古のときによく使う食籠(じきろう)の扱いを記してみます。
濃茶の菓子は器に人数分だけ入っています。
器に入っている人数が取り終えてから、正客の合図で頂きます。
菓子を食べる時は、食べやすいように菓子きりや、黒もじで切って頂きます。
切りにくい菓子は、手でちぎって食べてもかまいません。

濃茶をいただく時
亭主は菓子器を運び出したあと、「お菓子をおとりあげください」と挨拶します。
客はこれを受けて総礼します。

正客は、仮置きした食籠を次客との間に置き、次礼をします。
食籠を膝前、縁外に置き、亭主に「お菓子を頂きます。」と一礼します。
懐紙を出して、輪を手前にして膝前、縁内に置きます。
蓋の上にある黒もじを右手で取り左手で扱って、右手で膝前の懐紙の上に預けます。
両手で蓋を取り、膝上で拝見します。
蓋を裏返すために、右手を左手と持ちかえて裏返し、蓋の裏もよく拝見します。
蓋は食籠の右に、裏返したまま置きます。
懐紙の上に預けていた黒もじでお菓子をとり懐紙の上に取ります。
黒もじを懐紙の右隅で清めて、懐紙の右横に預けます。
食籠の蓋を両手で取り、左手でもちかえ表にして蓋をします。
黒もじを右手で蓋の上、手前に置きます。
食籠を両手で持ち、次客へ送ります。
次客は、三客に次礼をしてから、食籠を取り自分の正面に置き、一礼をしてから菓子
を同じように取ります。
末客も同じく菓子を取ります。
末客は、おなじように菓子を取り、蓋をしてから下座、縁外に仮置きします。
皆が菓子を取り終えると、正客から「お菓子を頂きましょう」のあいさつがあります

大寄せの茶会の時、食籠の蓋をせずに、蓋だけを先に送る場合もありますが、あくまで省略したかたちだと思います。
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